2023情報I 3学期
第10回 授業の振り返りより
質問より
- セッションのコツや、こういうセッションを聞きたいというのはありますか。
- 「こんな楽しいことをやっているんですけど」「こんなことが分かったんですけど」「どうやったらうまくいきそうですか」みたいな、話し手の好奇心があふれているポスターセッション、見てて楽しいですよね。仲間を増やす、意見をもらう姿勢が大切ですね。
- ポスターを作る際に絵・図はどれくらいの量を入れればいいのでしょうか?適量がわかりません。
- ポスターセッションであれば、普通のスライドの感覚で作るとよいでしょう。皆さんの感覚は優れているので、「このスライドをプロジェクターで見せられたら字が多いなぁ」と思えば多いんです。皆さんのスライドを見ていると、文章だから字数が多いように思います。箇条書きにして、ポイントを整理すればすっきりします。図は必要に応じて入れます。必要のないイラストは価値を下げます。
感想より
- 発表をうまくできなかった。なれないアドリブでの発表でたどたどしくなってしまったことは反省点であると思った。要約して話すのは難しいなと思った。
- 要約しようとするから、難しくなっちゃうんです。面白いところ、興味深いところ、気づいたところだけを紹介して、「どう思います?」って聞き手に意見を求めればいいのです。意見をもらうのが目的で、あなたが話す時間ではないんですから。きっかけになるところだけ話せれば十分なんです。
- パワポの順番をすっ飛ばして話したいところを話すようにしたのですが、話す内容と順番は気をつけないと相手には伝わりづらいかなと思いました。カンペを作るのはもっての外ですが話す内容、要点と順番くらいは頭にしっかり入れて置いた方がいいのかもしれないと感じました。
- 要点はスライドに書いてあるので、スライドを見て何が話せるのかは事前に確認しておくと安心できると思います。順番は固定しないで、聞き手の様子を探りながら、興味のあるほうに転がしていくとうまくいくと思います。
- ポスターセッションでは発表原稿は必要ないといわれていたので完全にアドリブで話そうとしましたが、あまり話すこと自体得意ではなかったのでうまく説明できませんでした。かっちりした発表原稿は作らないにしても、ある程度何を中心に話そうかなどを考えておくことが必要だったと感じました。
- 本当は、「ねぇ、聞いて聞いて!」の状態でポスターセッションに臨むのが理想的なんです。もう、「話したくて仕方ない」という状態です。話したら、「で、どう思う?」って聞きたいじゃないですか。こういう構図が望ましいポスターセッションだと思います。簡単に要点をまとめておいてもいいのですが、それはスライドに書いてあるはずなんです。スライドを見ながら楽しく説明すればいいんです。
- ポスターセッションがこんなに楽しいとは思わなかった。かたく考えすぎずに自分が楽しいと思うところを伝えるだけで自分も聞き手も楽しくなるのだなと思った。
- ポスターセッションの目的はまさにこれ!
- 発表の順序を考えずに、相手の人が知りたいところから言及していくのも面白いと感じた。けれど、内容が断片的にしか伝わらないのではないかと不安にも感じた。
- 興味のある人はそこで立ち止まってさらに話を聞いたり、貼ってあるポスターを見て質問していきますから、大丈夫なのです。
- ポスターセッションを終えて、ポスターセッションとポスター発表の違いを実感しました。聞き手側になった時にスライド通りに丁寧に発表しているグループを見ましたがとても飽きました。逆にスライドをあまり読まずに「私たちの結果はこうでした!」と結論から話していたグループは聞いていて楽しかったです。あまり聞き手の足を止めないぐらいの長さのほうがよいことを実感しました。
- 一方的に原稿を話すような発表方法ではなく、ポスターセッションで原稿を作らず聞き手と対話しながら発表することで、発表の機会などでいつも緊張してしまう私でも気軽な雰囲気で楽しみながら行うことができたのでとても良い形式だと感じました。
- ポスターセッションで、人をよんで集めてくるのが結構楽しくて、自分って営業とかできるのかもという謎の自信がわいてきた。
- いつも探究などで発表するときにはあらかじめ発表原稿を作ってから挑むことが多いのだが、今回は初めて何も原稿を用意せずに発表に挑んだ。そうすると、原稿がないおかげで聞き手の目を見ながら発表することができ、より伝わりやすくなるように頭で考えながら伝えることができたので、発表する力が伸びそうだと感じた。発表とはいってもポスターセッションなので、伝え手と聞き手が話すようなイメージで取り組むとうまくいくと感じた。ただただ伝え手が発表し続けると聞き手も受け身になってしまうので、受け身にならないために、受け身にさせないために互いにコミュニケーションをとりながらセッションすると楽しくできるのではないかと思う。
- 楽しそうな発表にしないとどれを聞くか選べる発表の中では選ばれないと分かった。データは様々な観点から比較する必要があると思った。結論が出るだけではポスターセッションにはならず、何が面白いポイントだったのかや、何が聞いている人に意見を求めたいポイントなのかをしっかり準備しておいて伝えることが大切なのだと思う。
- 睡眠との関係を調べているところは身近な事柄だったのでとても面白かった。テーマ選びがとても大事だと思ったし、どうやって相手に興味を持たせるかが需要だと思った。引き込まれる人に共通していたのは声が心地よくて全体的に高い声で大きな声で言っていた気がする
- 原稿を用意しないポスターセッションは初めてで、緊張したがすごく楽しかった。観客との距離が近いので、反応を間近で見られて、次いうことを変えながら臨機応変に対応できた。ただ、他の班の発表を聞いたり、質問をうけたりすることで班員との連携が完全に取れていなかったゆえの思わぬ解釈不一致や分析の仕方に矛盾点があったことなどに気づいた。探究は一人でやっているので、人とコミュニケションを取りながら進めるのは慣れていないせいもあってか、うまくいかない面もあった。社会に出てもPPDACは使うし、人と一緒にやることもあるので、今回うまくいかなかったことを洗い出せてよかった。
- 予め原稿を作らないことで一回目のセッションから得た新しい考え方や考察を二回目、三回目のセッションに繋げることができていつもの発表よりいい発表ができたと感じた。
- くすっと笑えるテーマでも真面目に突き詰めると面白い話題になりそうだと思った。あの多くの項目の中からそれぞれの班が別の項目を選んでするこの授業は面白いなと思った。
- 用いるデータによって結論が全く違う方向に進んでしまうことがあるため、自分の予想に固執してデータ収集をしないように注意しなくてはいけないなと思った。
- 分析で「ああなればこうなるだろう」といったことに対して「ではどうすればそうなると思うか」と言われたことが印象深かった。対話することで考えが深まっていくとはこういうことかと感じた。
- 今回初めてポスターセッションをしたが、とても面白かった。探究活動よりも小規模で短い期間でやったので、今後の活動のいい参考になった。グラフが多すぎて簡潔に発表ができなかったので、探究ではグラフの作りすぎに注意したい。
- 発表しているうちに新しい気づきがあった。また、ポスターセッションに参加している人からの指摘で新しいことに気づけた。直感的にわかるようなグラフをつくるとグラフの説明にあまり時間を費やす必要がなくなり、発表がスムーズにいくと感じた。
- 前回の課題研究発表会で、聞き手の反応に合わせて余計なことをいろいろ喋ってしまったなぁと思っていたけれど、それは悪いことではなかったなと思えた。自分が楽しく語れる、研究していてテンションが上がったところだけをスライドの文字にして、あとは口頭で話すようにすると良いなと考えた。
- 全てのグループのポスターを見ようとすると一組につき一分も使えないと聞いて驚きましたが、実際に見るとそれぞれのグループの概要だけ耳に入れて、面白そうな発表だけ立ち止まる方が堅苦しくなくて聞いてる側も楽しいなと思いました。
- ポスターセッションは意見を自由に交換できるので、発表している方の人間は視野が狭くなっているので、気づかないようなことをクラスの人に指摘され、視野が広まり発見も多かった。問題点がいくつか見つかったので、分析に携わっていない人の目を通すことが結構大事なんだと思った。探究でも生かしていきたい。
- ポスターセッションのやり方を、実際にやってみることで再確認できた。めちゃたのしかった!
- ポスターセッションで、使用したデータが本当に分析に適しているのかという意見が出て、その通りだと感じた。データ収集の段階で、使おうとするデータの定義を理解する必要があったとわかった。PPDACサイクルのどこかをおろそかにすると、最初から見直す必要が出てきてに面倒なことになると思った。
- ポスターセッションでは制限時間内にできるだけ多くのものを見るため一つの発表にあまり時間をかけて拘束してしまうのはよくないことだということを感じた。だからこそ発表する際には大事なところを取り出して伝えたり面白いところだけを用いて相手の興味を引くことが大事だと感じた。ポスターセッションは話し手と聞き手が同じ立場に立っているからこそ相手からの意見を簡単に聞くことができ、データを分析していた時には気づかなかったデータの側面や、新たなものの見方を学べるなと思った。
- パチンコでかぶってたりしていたけど、グループによって切り口が違って面白かった。ほかのグループの発表を見てるとグラフが見づらかったり、どこが重要なデータかわからないこともあったから、文字の色や大きさを変えて、受け手が分かりやすいポスターにするのも重要だなと思った。
- ポスターセッションをちゃんとやってみて、プレゼンやポスター発表とはまた違う難しさを感じた。ただ、クラスメイト同士ということもあるが、普通の発表よりも発話者と聞き手の距離が近くて話しやすかった。また、他の班はその距離の近さを生かして、質問を投げかけたり、会話しているかの様に話したりしていて良いなと思った。今度真似してみたい
- ポスターセッションはほかの人の意見も聞けるので、自分たちにはなかった視点を得られた。特にUber Eatsなどの影響は考えていなかったので、とても考えられさせた。Uber Eatsは、コロナになってから消費量が特に増えてきた分野だと思うので、そもそも調査の項目に組み込まれているのか疑問に思った。ラーメンの人気兼ランキングもカップ麺の消費に関係しそうだと思った。また、そもそも東京の物価が高く、一食当たりの外食にかかるお金が高いのではないかとも思った。
- ポスターを通してとるコミュニケーションが楽しかった。テーマだけ聞いて仮説をお客さんに聞いてみると、反対の考えを持っている人もいて面白かった。使うデータを変えると、今回のテーマに即した結論に近づくのかなと思った。
- データの収集方法やそのまとめ方などにおける課題は認知していたが、発表の際に先生からスライドの文の改行について指摘され、見やすいスライドを作るためにはそういったレイアウトについても目を向ける必要があると知る事ができた。
- ポスターセッションはいかに面白いところを初めに伝えてそこから話題を展開していくことが大切だと思った。そもそもの入りが悪いと聞き手側も興味を引かずに会話がなく終わってしまうと思った。また、その分析したデータからもっと深く考えて広げていきたいと思った。
- 当たり前のことを調べて実際に相関関係があったとして、当たり前だよねで済ませるのではなく、つまりはこういうことだから日本は世界よりもここが進んでいると言い換えているグループがあった。なるほどと思ったし、こういう風に自分の論を展開するのだなと学んだ。今後の発表で私も取り入れたいと思った。
- ポスター発表中の意見をもとに、結果に対する疑問に新しい有力な考察が見つかって、すごくよかった。具体的には、カップ麺・即席めんの売上金額と、単独世帯数に相関があると思っていたのにもかかわらず、相関がない、もしくは弱い負の相関があり、疑問に思っていたが、カップ麺や、即席めんは値引きなどがなかったり、コンビニで買うならば、お弁当のほうが買うのではないかという意見を聞けて、納得した。コンビニ弁当の売り上げと、単独世帯数の相関も調べたいと思った。話し手と、聞き手が対等にできたからよかった。
- 仮説をあらかじめ立ててしまうと、その仮説からの視点で分析の結果を見てしまうというアドバイスをもらって確かにそうだと思った。今回は仮説からの視点だけで分析結果を見ていたから、因果関係がそもそもあるのか、新しいデータを付け加えるべきなのかなど別の観点で見ることができなかった。探究のときは仮説以外の視点からも結果を分析できるように心がけたい。
- まず結論を聞いてから詳しいデータについても知るという形式はゴールがどこなのか分かった状態だからそれに至る過程が知りたくなって話に興味を持ちやすかったです。自分が抱いていた予想と違った結論になっているものも多く、見方が変わったなと思います。発表者と話しながら聞くとポスターに書いてない情報ももらえて面白かったです。
- 自分たちでは思いつかなかった新たな視点から発見があってポスターセッションの意味がよく分かった。また、今回調べた2つのデータで相関はあったがこの2つのデータではテーマ通りには言えないかもという問題点ももらって気づくことが多くあって大切さがわかった。ppdacのすごさを感じた。
- 発表の直前でポスターを張っているときにどの順番でスライドをみるか分かりづらかったので、番号を書いたら、来ていただいた外部の先生に褒めてもらえた。発表前に聞く人の立場になることが重要だな、と感じた。
- 人に自分の研究を発表する際には、自分たちだけの視点のまま発表にもっていくのではなく、どこかで誰かの客観的な意見を聞くべきだなと思いました。
- 今日はいつもと違って、大事な、面白いことをいかに早く伝えるかを重視し、聞き手にどんどん気づいたことを言ってもらう、相互的な発表を心掛けた。探究でこれからたくさんポスター発表していくから、このセッションの心得はぜひ覚えておきたい
- この1年間の授業で学んだことを来年からの探究や共通テストに活かそうと思った。先生が「他の高校での情報の授業はこうだけど僕は違うと思うんだよね」と言う度に、この高校に来てよかったと感じた。知識中心の授業ではなく、先生とともに手を動かすのが中心の授業なのが、よかったと思った。
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