2023情報I 2学期
第17回 授業の振り返りより
質問より
- 地図表示でうまくいく場合とうまくいかない場合があるのはなぜですか。/03の地図はなぜうまく出る人と出ない人がいるのですか?/パソコンによって動作したりしなかったりするのも疑問に思った。/パソコンはどれも同じような見た目をしていて、普段の動作ではな何の以上もないのにも拘らず地図を表示することが出来るかに違いが出るのは不思議だと感じて気になりました。原因が解明出来たら知りたいと思いました。
- foliumの動作については、検証してみました。インストールだけで動く人もいるのですが、インストール後カーネルを再起動する必要がある人もいるようです。結果、インストール後にカーネルを再起動すると動くということがわかりました。ちゃんとインストール後のメッセージに書いてありました。
- 今回の授業のプログラミングで郵便番号を入力したときに回答が返ってきますが、入力してshiftキー+enterを押すと同時にそのサイトで検索をしているということも起こっているのですか。
- うーんと。授業で説明したとおり、プログラムがAPIに問い合わせをしてデータをもらってきます。検索しているわけではなく、データを呼び出しています。
- よくHPなどにあるサイト内検索でGoogleなどに繋がるものは、APIが使われているのでしょうか?
- そうです。有名なYahoo検索もGoogleのAPIを使って検索しています。
- importで追加できる機能は、pythonにもとよりあった機能ということでしょうか。
- Pythonには添付されていないものも多くありますが、Anacondaに添付されているものが多いです。importだけで使えるものと、installが必要なものがあります。
- jupiterのアイコンに3、4個ほど点があるのはガリレオ衛星を意識したものだと思いますか?
- わかりません。調べてみてください。
- 地図の表示は他のプログラムと違って、何故「mymap」だけでできるんですか?
- 地図の表示をおこなうfoliumは他と違い、APIでなく関数なんです。緯度・経度を渡すと、地図を表示してくれます。
- 地図から自分の家を表示する際に少しずれてしまうのはなぜですか。
- 地図の表示は緯度・経度の情報を使っています。どこの緯度・経度のデータで地図を表示しましたか?最寄り駅の緯度・経度です。おそらく駅にすんでいる人はいないと思うので、自分の家からは少しずれることになるはずです。
- pipって何?
- pip is the package installer for Python.ですって。Pythonのパッケージ(まとまりのある命令群)のインストールなどをおこなうプログラムです。
- ジュピター開いた時のおまじないがよくわからないのですが、どのような意味があるのですか。
- Pythonは必要なときに必要な機能をインストールする仕組みになっています。普段は基本機能だけなんですね。pipというツールを使ってインストールしています。
- プログラムは指示通りに書かないといけないのにハイフンがあっても動作するものとしないものがあるのはなぜですか。
- このAPI、郵便番号はハイフンがあってもなくても大丈夫という「指示」があります。ハイフンが入っていても動作するのは、エラーを出さないようにAPI側でハイフンを除去するプログラムが書いてあるからです。
- res=requests.get(url,params=param)のparams=paramは何ですか
- paramsとして変数paramを渡すということですね。パラメータ(変数)が必要な場合は、paramsに代入します。
- 授業中にaddressのところをkanaとすれば表示される文字が半角カタカナになりましたが、平仮名で表示させることは可能なのでしょうか。それとも半角であったために表示できたのであって半角のない平仮名は表示させることはできないのでしょうか。
- APIからの戻り値を表示して見ましたよね。そこには平仮名表記、ありました?無いですよね。戻り値に半角カタカナのデータがあったので、表示できるようになっただけであり、全角の平仮名は戻り値にないので表示できません。どうしても平仮名で表示したいのであれば、変換のプログラムを作成して変換してください。
感想より
- APIで使えるようにしたものの扱い方がよく分からず、なぜ郵便番号を入れただけで市町村やそのカナが出てくるのかもよくわからなかったので、ちゃんと復習します。
- 郵便番号から住所の情報が出てくるAPIを使ったからです。郵便番号から住所を得ることはとても簡単なのですが、今の力だとそのようなプログラムを書くことはできないと思います。そのプログラムの仕組みがわかることではなく、プログラムをどう呼び出して利用するかを学ぶのが今日の目的です。
- 今回天気のデータを入手して、表示させたが、アレクサやシリもそういうプログラミングに基づいたものなのか気になった。
- もう何度も説明したような気がしますが、コンピュータはプログラムで動くものです。AlexaやSiri等もすべてプログラミングによって成り立っているんです。どんなアプリも、プログラミングが必要なんです。
- APIはばんばん公開されるものではない(チャットGPTも最初からは公開されてなかった)けど、おそらく‘外部のサーバ(ページの管理者?)で計算をする=サーバ代+サーバの管理’が必要で、お金がかかるのと、‘自分のページに誘えない=広告費が入ってきにくくなる’からではないかと思った。
- 無償のAPIは収益を生まないですからね。感謝して使わせてもらうようにしましょう。
- 先生は授業中に地図表示ができなかった端末はどうやっても地図を表示することができないと言っていましたが、最初はエラーの反応が出てしまっても、Jupiterの新しいページで再度入力すればエラーが出た端末と同じ端末で地図を表示させることが可能でした。
- 報告ありがとう。kernelをリスタートすればよかったんですね。
- 今回の授業では、色々な既存のプログラムを改造して学んだ。自分が一から作らなければいけないと思い込んでいたから、他の人のサンプルを改造して使うというのは自分で作るよりかは楽に感じた。実際楽だった。いつか自分で作ったプログラムがサンプルとして使われるくらいのものを作りたい
- プログラマーの人ってそんなこと考えているのかもしれませんね。自分の能力で社会貢献できるって素敵ですよね。
- ジュピターのプログラムから簡単にサイトの情報を引っ張ってこられた。今回のようなサイトではなく、他の任意のサイトからもデータを取得できるかが気になった。他のサイトで使われているAIなども持って来られるのか、権利などは置いておいてきになった。
- 任意のサイトから情報を取り出すことをスクレイピングといい、そのためのモジュールやプログラミングの手法があります。APIがなくても、Webページの特定の場所のデータを切り出すといったことができます。よく使われているAIのChatGPTにはAPIがあります。
- 元からあるプログラムを呼び出すのは簡単だが、そのプログラムを1から作るとなるとかなり大変だと思う。
- そうなんです。だからこそAPIとして公開されていれば使えばいいし、モジュールとして提供されていればimportして使えばいいのです。誰かが無償で提供してくれているので、ありがたい話ですよね。
- 今日作ったプログラムに位置情報などを組み込めれば、音声案内付きのマップ、すなわちグーグルマップのようなものが作成できるのではないかと思い、私たちが日常で使用しているサービスも授業でやったようなことの組み合わせなのではないかと思った。
- そうですね。複数のサービスを組み合わせて新たなサービスを作る技術をマッシュアップといいます。
- 違う枠にpipをうつのにちゃんと次からのプログラムに反映するのは不思議だなと感じた。また、ハイフンをいれても反応するプログラムと、エラーが出るプログラムの違いを知りたいと思った。
- JupyterNotebookのセルは実は一つ一つ独立していないんです。一つ目のセルにA=10だけ入力し実行します。何も変化はありません。次のセルにprint(A)と入力して実行すると、10と表示されます。
- 地図を表示できるのがとても面白かった.APIは誰かが作ったのを使用してやるので著作権に引っかかる気がした。
- APIは情報を提供するシステムです。利用規約に従い利用するのであれば、著作権の問題はありません。
- アプリのプログラムがどうなっているのか考えたことはなかったが、よく使うアプリにはどのようにAPIが利用されているのか気になり始めた。
- 皆さんのよく使うLINEのアプリで考えると、LINEのサーバのAPI(公開されていない)にLINEのアプリがアクセスして、アプリに情報を表示する仕組みだと考えられます。
- おまじないをかけて、長い文章が出てきたら、その後おまじないを消して新しくプログラムを書いてもおまじないの効果が聞くことに疑問に思っています。
- おまじないは裏側で動く黒い画面に対して効果があるので、見える側のJupyterで一度実行すれば、電源を切るまで有効なんです。
- ネットから情報を得る時、その情報を無料、無条件で公開しているのか気になった。
- APIには無料のもの有料のものがあります。無料でも利用規約があり、その範囲内で利用することになります。
- 最寄り駅から地図を作るとずれてしまいがちなので、郵便番号から地図を作ることができれば良いなと思った。でも郵便番号のプログラムから得ている見出しの中には緯度と経度が無いから難しいんでしょうか…。
- APIがくれる位置情報が最寄り駅の緯度経度なので、ずれてしまいますよね。町名から緯度経度がわかればもう少し精度の高い地図が出せます。もう一つ別のAPIを使えばできそうです。来年の授業から追加でやってみます。
- 今回の授業でAPI制限が何なのかがよく分かった。時々TwitterでAPI制限が出てきてずっと気になってきたが、原因を知ることができてよかった。
- インターネット上のサイトと情報をやり取りできるプログラムに応用性を感じた。また、変数を使った複数のサイトの連携の方法を知れた。
- 外部のプログラムを利用するという考え方がとても便利で面白いなと思いました。プログラムは人の作ったものを利用した方がいいんだなと思いました。
- 今回の授業ではAPIを利用・組み合わせることでこんなにも便利なものが作れてしまうのかとい驚いた。また、自分でプログラミングをして普段の生活に役立てるイメージも少し沸いた。
- ディクショナリはデータの数が多かったり、区別をつけたかったりする時に見出しを工夫すればすぐに取り出すことができるので便利だと感じた。また、元にある完成したプログラミングを利用する時はプリント文を付け加えてわかりやすくすると効率よくプログラミングができると感じた。
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