2023情報I 2学期
第14回 授業の振り返りより

質問より

import matplotlib pyplotはどんな機能を追加しているのですか?/「pip install matplotlib」を入力したことにはどのような意味があったのか。/Jupyterにかけたおまじないの正体は何ですか
グラフを作る機能を追加しています。
F4を押したときにそれぞれ何が起こるのかよくわからないので教えてほしいです。/F4キーを押す数によって何が変わるのかが分からなくなってしまいました
わざわざ13回目の授業で時間を取って説明したんですけどね。F4キーを押すごとに$A$1→A$1→$A1→A1→$A$1→と変化します。$を付けるとコピーしても変わらなくなるので、行列固定→行固定→列固定→固定解除 と変化するということです。覚えることを重視するのではなく、やってみてどうなっているのかを考えるようにすると、結果としてよく覚えられます。
Excelの表で横で並べていたのを縦にする方法はあるんですか?
コピーして貼り付けるときに[形式を選択して貼り付け]を選択し、[行/列の入れ替え]とやると、縦横入れ替わります。
エクセルでシミュレーションを行ったときに、数式で使ったintをなくすと、9.0だった部分が17.2になったり、0.0だった部分が2.1になったりしました。intの「整数化」とは四捨五入のような考え方かと思っていたんですが、どういう処理になっているんですか?
int関数は整数部分を表示します。切り捨てです。
プログラミングでグラフを書くとき、x軸、y軸の名前は頭を大文字にするのですか?ex) plt.xlabel('Year')
単独で単語を書くときは大文字にするのが英語のルールですが、Pythonのプログラミング上のルールではありません。
シミュレーションに三角比や三角関数以外に使う数学的要素はありますか。
平面図形以外のすべてです。
モデル化とシミレーションはどんなところに使われていますか?
あれだけサンプル見せたんですけど。様々なところで使われています。
エクセルやPython以外でシミュレーションは出来ますか?
事象を数式で表して処理することができれば、シミュレーションに使えます。探究の「情報ゼミ」ではblenderという3DCGソフトを使ってボールの軌跡や災害のシミュレーションをしている人がいます。
Excelの方がPythonよりもグラフや表を作成することができるなどいいことばかりな気がします。Pythonのメリットはなんですか。
次回の「確率的モデルによるシミュレーション」をやるとわかりますよ。Excelは大変だけどPythonなら簡単ってこともあるんです。
Excelのvalueって何ですか?
計算できないものを計算しろと指示したか、指示が間違っているときに「#VALUE!」とエラーが表示されます。
情報技術を使うときに数学以外に重要な教科は何ですか。
「情報技術」は今やどこでも使われているので、すべての教科ともいえますし、情報技術を使おうとしている教科ということもできます。
Pythonで複利法のシミュレーションでグラフにするときyokin=[100000]で[]をつけたのはなぜですか
[ ]でくくるのはリストでしたね。普通の変数からリストに変更したのです。
うさぎが草を食べて、狼がそのうさぎを食べるという生態系ピラミッドがあるとき、その増減のは確定的シュミレーンですか?
条件を計算式で表すことができれば、確定的シミュレーションができると思います。
確定的モデルは確率モデルと違って何回やっても精度は同じですか。
何回やっても同じ結果が出ます。確定してますから。
pythonのおまじないの中にあったinstallとはどこから何をインストールしているのか教えてください。
Pythonは必要なときに必要な機能をインストールする仕組みになっています。普段は基本機能だけなんですね。すでに持っているけどインストールしていないものと、インターネット経由でインストールするものがあります。
スライドの中で、PythonとExcelのアイコンを押すと決められたページに飛べるようになっているのはどのような仕組みになっているのですか。
ハイパーリンクという仕組みですね。PowerPointでリンクを設定した上でPDFにすると、PDF内でもリンクとして機能します。
suu=int(input('好きな数字を入力してください'))
import random
def sai():
    me=random.randint(1,10)

if suu%2==0:
    me=me*10
    print('今日はいいことあるかも!')
else:
    me=me*5
    print('今日はゆっくり休もう!')
このようなプログラミングを作ると、me=me*5のmeが定義されていないと出てきました。
関数の定義が閉じていないからです。必ず最後にreturnを書いて、関数から元のプログラムに「戻る」ようにしなければなりません。この場合だと5行目に
    return me
と書く必要があります。

感想より

エクセルで計算する式をつくってからほかの枠に同じような式を反映させて答えを表示させることがなかなかできなくて手こずっていた。枠を広げても答えが表示されず、空欄のままだった。でも、隣の人にやり方を教えてもらってからはうまく反映させることができるようになった。
今回の実習は手順通りにやるとできるものです。何をしようとしているか理解しないまま操作していると、間違った操作に気づきません。式を入力したら、値が表示されるはずですが、式がそのまま表示されているのに先に進もうとする人がたくさんいました。=の入力忘れなのですが、こんな時に「おかしいな」と気づかないのは、考えずに操作しているということなんです。
Excelでのグラフの作り方が分からなかった。/Pythonのグラフのやり方わからなかった
今回の実習はわかるわからないではありません。手順通りやるとできます。上手くグラフができないのは、手順通りやっていないからです。シミュレーションの結果を見て考察することが目的ですから、きちんと手順を追ってください。
コーンポタージュのシュミレーションを前回見たが、映像を作るのは機械なのか、出た数値を人間が映像にしているのか疑問に思った。
前回のシミュレーションの映像は、シミュレーションの結果として計算された数値をコンピュータが計算して映像として可視化したものです。
先生の説明を途中まで聞いているとき、出る結果が確定しているのなら数式はすべて確定的シミュレーションなのではないかと考えたが、その結果から判断するのが確定的シミュレーションだと知り、極端な話、シミュレーションによってどんな値が出たとしても人によって受け取り方が変わってきてしまうから、結局は人間の判断にゆだねられるのはどうなのかと思った。
このシミュレーション結果だけでは判断できないということです。確定的シミュレーションでは、方程式を解けば答えが一つに決まります。それに厳密に従うべきだということでもありません。生命体のシミュレーションのように、他の事情で前後させることもあります。その他の事情を計算式に組み込めば、より精度の高い「答え」がえられますが、さらに他の事情が見つかったりします。コンピュータの判断は事前に与えた条件によるものなので、実際は結果を参考に人間が判断する場面がたくさんあるのです。
今日の授業で、計算はやらないの意味がわかった。コンピュータを活かせるように数学を勉強しようと思った。
Excelのコツ「計算するな、計算させろ」ですね。計算させておけば、ちょっと数値を変えるだけですべて計算をやり直してくれるんです。
Excelの作業は簡単でも大きな値をだすときには不便だと感じました。
pythonでやるほうがexcelでやるより何をしているのかを理解しやすかった。
エクセルでシミュレーションをしていたとき、グラフを出したまま利率を0.05から0.001に変えると、それに伴ってセル番地の番号だけでなく、グラフの傾きや、横線の数値まで変化していて見やすくなっていたので、驚きました。改めてとても便利なアプリだなと思いました。
答えだけなのが方程式、その前後が見られるのがシミュレーションという言葉でシミュレーションの意義が分かった。そこに辿り着くまでの過程もシミュレーションの方が分かりやすく見られるなと感じた。
複利法をやったとき、Excelで1006まで記入しなければならなかったですが、フィルハンドルによって待つだけで記入が完了して、このような時に便利なのだとわかりました。20個ぐらいなら手で打ってもいいかなと思ってしまっていたけど、今回のような場合にすごく役立ちました。また、前回、F4キーの$で固定するのが分からなかったのですが、今回の実習で実際に使って理解出来ました。改めて実習は大事だと感じました。規則性のある計算なら、操作も簡単だし、Excelに入力するのが1番便利だと思いました。
シミュレーションは数値を用いれば簡単にできるし数学を活用すれば難しそうなことでもエクセルですぐできてしまうとは驚いた。しかし、ボールを投げるなど人が行うことは式に当てはめても完璧にシミュレーションできるとは限らないから大変だと思う。生命体も同じでシミュレーションどうりになるとは限らないので計算はあくまで目安のようなものになるのだとわかった。
ExcelのINTの部分がPythonと似ていたり、Ctrl+Zが共通だったりと、コンピュータは扱いやすいように工夫がされてると思った。
一気に計算できることに毎度感動を覚えているが、はじめにうった式が間違っていればそのあとの計算結果も違うことになってしまうので、当たり前だが、しっかり計算があっているかを確認する必要がある。
結果も重要だが、そのプロセスが見れるというのがシミレーションの特徴だと分かった。また、シミュレーションの仕方のいくつかあって面白いなと思った。
シミュレーション結果に従うのではなく、目安の一つとして参考にして行動に反映させることが大切なのだと気付いた。
最近数Ⅰでサインコサインタンジェントを習ったので、今日の授業を受けて確かに!と納得しました。今まで小さいサイズの図形のみで考えていたけれど、シミュレーションでの三角比のように日常生活に生かせることは思っていた以上にあるのだなということが身に染みて実感しました。
今回は、いつも学んでいる内容を社会での活動に繋げた実習になった。学んだことの使い方のイメージができた。
前回のエクセルの授業で計算式がうまく作れていないときが多少あったので、放課後に情報室に行ったり、surfaceでワークシートをダウンロードして勉強したので、今回の授業では前回よりエクセルを使いこなして計算式も自分で作ることができた。また、勉強したおかげで、自由席の時にいつも相方の頼りになれていなかったが、今回は相方に教えながら実習を進めることができた。しかし、Pythonでのシミュレーションは勉強していなかったので、次回の授業までに今回の実習をもう一度行いこれからも相方に頼りにされるように頑張りたい。
エクセルで表から、グラフ化したときに、大量の数値を可視化することの重要性が感じられた。また、pythonであればエクセルのようにマウスを使うことなくシミュレーションの処理が行えるのが良いと感じた。
今学んでいる数学の内容が情報を学ぶ上で参考になり、数学の重要性を感じた
数学も多少勉強しとかないと社会に出た時に困ると感じた。
情報に数学を使うことが分かったから、しっかり身につけておこうと思う。方程式では答えしか分からず、実際に行動に活かすときに柔軟性が欠けるが、シミュレーションでは、その答えの他にも結果がわかるので柔軟性があっていいと思った。
今回シミュレーションを行いそもそも立式できなくては話にならないことがわかった。情報と数学と切り離して考えるのではなく、数学の要素や、情報の要素などを組み合わせて、活用することが大切だということがわかった。
この前の授業で習ったexcelの使い方を利用したらあっというまに答えを導くことができました。フィルハンドルにもだいぶ使えるようになっていきて、本当に便利な仕組みだなと思いました。また、実際にシミュレーションするためには数学や物理などの知識も必要であることを学びました。
シュミレーションをするのはpythonだったりExcelだったりといろいろな方法があるのがいいなと思った
結果がわかっている事象でもシミュレーションすることに意味があるとわかった。シミュレーションすることで結果以外の情報が得られるのでやる価値があるとわかった。
今回は答えは書いてあったので内容を理解するのがとても大切だと思いました。Pythonでグラフを出せたのがとても驚きでした。
1秒ごとに結果を推測することもできるが、実際に起きていることは連続して常に変化しているので、あくまで近似のシミュレーションなことに気づきました。それでも複雑な計算が少なく抑えられるので、求められる精度や計算量に応じてどのような確定的モデルを使うのか選ぶことができると思いました。
みんなのwebページを見て、それぞれの個性が表れていていいなと思った。みんな自分なりに工夫していて、見やすかったりわかりやすかったりした。自分のwebページを見て、少し文が多かったかなと思ったけど全体的に見たら工夫もできていたので見やすかったかなと思った。みんなのいいところを自分のwebページに活かせたらさらに良くなると思った。
今回は、ウェブサイトの相互評価を通して、見やすさの配慮の重要さがよく分かったように感じた。ウェブサイトを作る時に、文字の大きさを少し大きくしたり配置を変えたりするのはもちろんのこと、文字の色をただ変えるのではなく背景の色と組みあわせて誰もが見やすいような色使いになっている人は見ていてとても工夫を感じた。また、写真の大きさや文字の配置などにおいて、全画面で表示するように作っていた人は、内容を見るととても凝っていたり、全画面で表示するとぴったりになるように作られていたので、とても惜しいなと思いつつ、やはり見づらくなってしまっている部分はあったので、発表して見せる場所のことを考えて作ることの重要さを改めて実感した。
他の人のWebページを見て、情報デザインに優れたものは配色や文字の大きさを工夫していると感じた。また、自分のと比較して自分はもっと本文の文字を大きくするべきであったと感じた。

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