2023情報I 1学期
第16回 授業の振り返りより

質問より

なぜコロンの後空白を四つ入れるべきなのですか、見やすいからですか。
入れるべきでなく、入れないと動かないからです。コロン(:)を打つのはif文やfor文といった、指示に従ってある処理をする場合です。指示に従って処理する部分は4スペースを入れて指定します。スペースがない部分は指示とは関係なく実行されます。
指示は英語だったが、中国のソフトは中国語が使われているのだろうか。
プログラミング言語は原則英語がベースになっています。以前やったドリトルは特殊で、日本語の他英語、韓国語デモできるそうです。
・('Hello World')でも('Hello','World')でも同じものが打てるのに二通り打ち方がある必要は何か
別々のデータをつなぎ合わせて表示するとき、print()命令だけで処理できるようになります。新たな変数を用意して、つなぎ合わせてからprint()命令するより便利です。
自分の名前と立川高校の文字の間にスペースを打つ方法が分かりません
スペースキーを押してください例:print('自分の名前 立川高校')。また、print()命令のカッコ内でカンマで区切ってください例:('自分の名前','立川高校')
もしかすると、キーボードの使い方が理解できていないかもしれませんね。日本語入力時、スペースキーは変換の役割になります。自分の名前を打ってスペースキーを押すと変換されますが、その後にスペースを打つとさらに変換されてしまうということかもしれません。そういうときは、[Enter]キーを押して入力内容を確定してからスペースを押すと、スペースが入力できます。
JupyterNotebookを開いたときに出てきた黒いページは何を表しているのですか。
黒いページの上でJupiterNoteBookやPythonが動作していて、皆さんが見ているJupiterNoteBookは単なるインターフェイス(入力や出力の画面)なのです。
命令や関数は全部でいくつありますか。
命令や関数は自分で作ることもできるので、無数にあります。だから、覚えなきゃと思うことは無意味だといっているんです。よく使うものは覚えちゃうと思いますけど。
プログラミングはソフトによって命令の仕方は変わるのですか?また変わるとしたら、どれも似通っているのか、結構仕組みが違うものもあるのか、どちらですか?
プログラミング言語によって命令の書き方は違ったりしますが、コンピュータ自体のできることが同じですから、似たようなものです。どれか一つプログラミング言語を習得すると、他のもなんとなくかけたりするようになります。
まだ計算くらいしかできないが、どうやってゲームなどを作っているか気になった。
何万字、何万行もプログラムを書くんです。
なぜ ' ' の間は日本語を書いても良いのですか?
なぜ、じゃなくて、そういう仕組みにしたのです。シングルコーテーションマーク(')の間には文字列を入力すると「定義」したので、その間には日本語も入力できます。
プログラミングのアプリなどにもプログラミングはされていますか?
そうです。皆さんが学んでいるPythonなどのプログラミング言語は人間も理解しやすい英語をベースにしたのです。コンピュータは0と1しか理解できませんから、プログラミング言語が0と1の命令に「翻訳」しています。皆さんも翻訳ソフトを使ったことがあると思いますが、元の日本語が雑だと、いい英文になりませんよね。それと同じで、元のプログラムが正しく書けていないとうまく翻訳できないのでエラーが出るのです。
シングルクォーテーションをつける場合とダブルクォーテーションをつける場合の違いは何ですか?
Pythonはシングルコーテーションマークを付けることが推奨されていますが、ダブルコーテーションマークでもよいとされています。違いはなく好きな方が使えます。例えば、シングルコーテーションマークを画面上に表示したい場合、どうします?シングルコーテーションマークで囲んだらうまく表示されませんよね。こういうとき、ダブルコーテーションマークを使えばいいのです。
空白の個数と命令の意味に関係、法則はあるのか
意味があります。Pythonではfor文など動作の指示をする文を使うとき、その指示に従う命令を必ず4つスペース(インデントといいます)で指定することになっています。そういう決まりです。

感想より

先生がプログラミングはエラーが出た時にそれを読んで解決することが大事だと言っていたのを聞いて日常生活で出たエラーも読んでみようと思った。
日常生活のエラーはエラーメッセージが出てこないで悩むことが多いですよね。
()や'を半角で打たないだけでもエラーが出た。ひらがなを()内に打ちたい時に、いちいち半角とかなを入れかえる必要があったのが大変だと感じた。
そもそもの考え方として、シングルコーテーションマーク(')の間だけ、「特別に」日本語が使えると考えれば、たいして大変なことではありません。
今回のプログラミングでは思ったより自分の思い通りに動かせた。やっと先生や皆んなが言っていた「使い回し」が理解できたと思う。
うまく動くプログラムを書き換えたり書き足したりする「使い回し」はとても大切ですね。
たまにこのボタンとこのボタンを同時に押すと裏技ができるということをユーチューバーが解説している動画がありますが、それはもとからそのソフトをつっくた人がその裏技のプログラミングを作ったのか、後からバグなどで発見したのか、どちらなのか気になりました。
ほとんどの場合、裏技はそうプログラミングされていると思います。デバッグ(正常に動くか動作テストすること)するとき、とりあえずすごい強い技を出して次の面に進めるようにするとか、そんなことに利用するため、あらかじめ用意しているのだと思います。
プログラミングは英語や数字を使って、良くわからないものを打ち込んでいるイメージがあったが、今回と前回のプログラミングの授業を通して、プログラミングとはもっと身近で様々な分野で使われているということを知った。また、一語一句丁寧に取り組むというよりは、初めのうちは試行錯誤しながらエラーが出たらそれが何によって引き起こされたのかを考え次に活かすことが大事だということを学んだ。
何百個、何千個ものこんにちはなどを描くことができ、一瞬で迷惑メールなどを作り出すことができると思った。悪用厳禁!!
半角でスペースを入れなければならない所を、全角で入れてしまうと、エラーになるということが分かった。全角はプログラミングの敵だと分かった。
プログラミングとはコンピュータにわかるよう処理手順を記載すること、だと分かった。コンピューターは頭が良いわけではなく、数字のような決まった語彙しかもっていない。だからたくさん語彙を持っている人間が伝え方を色々工夫して考えるんだなー、と思った。
今日は 晴れ です までできました!変数がプログラミングでとても大事だとわかりました。
数字はシングルクォーテーションを使わずに、日本語や英単語では使うというのが、日本語や英単語は基本的にはパソコンが受け付けるものではないのだということを実感しました。今回進んだところだけでも記号がたくさん出てきましたが、それぞれに意味があるのかを調べることで覚えてみたいです。
プログラミングをやっているとき、途中でエラーが起きたことがあったのですが、エラーが起きたときに表示される英語の文字から、わかる単語を取り上げてそこから何がいけないのかを考えるようにしました。そして最終的にはうまくいったのでPythonにおいてはエラーになった時には何が悪かったのか解説にすぐ頼るのではなく、自分で考えて改善したほうが良いときずきました。そのためにはミスにきずくためのある程度の知識が必要なので、プログラミングをやりながら知識も身に着けたいと思います。
以前の授業でエラーから発見があると習っていましたが、今回のプログラミングでなぜエラーが起きるのかや、どうすれば治るのかを探す中で、さまざまな発見をすることができました。
英語なら和訳、数学なら数式を日本語に変換する”数訳”ができるようになると、その教科は上達が早くなると言われるが、今回プログラミングで命令文を書いてみて、情報という教科も同じかもしれないと感じた。しかしプログラミングは、他教科に比べて訳す行為の反対である、作文がより大切になるため、たくさん練習を重ねて感覚的に命令文を書けるようにしたいと思った。
エラーが起きたときに注意の文章のどこを読んだらいいのかが分かった。自分でわざとエラーを起こすことも学びの一環になると分かった。基本のプログラミングを繰り返し行い、マニュアルがなくてもプログラミングできるようになりたい。
プログラミングはエラーを恐れずに取り組むことが大切だと思った。スペースを入れる位置や’の有無に気を付けてプログラムを打とうと思った。よく使う表し方を覚えればあまり難しそうではないと感じた。
プログラミングする際、見やすいように空白を入れてもいい位置があって、プログラミングする側への配慮をしているなど工夫が見られておもしろかった。また、同じ表示をするために何通りかやり方があるが、一番応用が効いたり、効率が良かったりするものを自分で判断して使い分けていく必要があるなと思った。この先プログラミングを学ぶときには、提示された別のやり方を考えると同時に、何が一番いいのか考えてみることを意識していきたい。
Pythonを今まで使ったことがなかったのですが、すこしドリトルに似ていてわかりやすかったです。スクラッチのブロックを自分で書いているイメージという説明がとても腑に落ちました。スクラッチで実行できる命令をPythonで自分で作ってみたいと思いました。
自由席でやると、お互いにわからないことを話しながら補填できるので楽しい。だから実習系のものをやるときにはそれでいいんじゃないかと思った。科目とか、内容に見合った授業スタイルってやっぱりあるんだなと感じた。
変数名を単語や長い文字列にすることができるので、シングルクォーテーションで囲まれた単なる文字列と区別しないといけないことに気づいた
イコールはイコールでも、代入を意味するときのイコールは=、計算で使うときのイコールは==と使い分けが必要だというのが面白かった。括弧がないだけでエラーが起こったりするので、まずは基本の構文に慣れておきたい
プログラミングで何回がエラーを出してしまったが1回で成功した時より何回かやったり友達にアドバイスした時のことの方がよく覚えていたので失敗することも大切だと思った。コンピュータは人間がなん時間もかかることを一瞬でしてしまうが人間にしかできないこともあるのでそこを理解して自分の能力を磨いていきたいと思った。

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