2023情報I 1学期
第12回 授業の振り返りより

質問より

インターネット上で、なぜ半角文字を使ってはいけないのか分からなかったので、教えてもらいたいです。/半角のカタカナがダメならなぜ全角のカタカナ、ひらがながいいのかが気になります。
文字コードのワークシート、最後までよく考えながら取り組むとわかると思います。わからなかったのであれば、「使ってはいけない」と覚えておきましょう。ごく簡単に説明すると、半角カナは日本独自に拡張したものなので、他の文字コードと番号がかぶってしまうからです。
これから絵文字も更に増えていくと思うのだが、もし文字コードが足りなくなったらどうするのか気になった。
現時点で3バイトの文字コードも使われているので、足りなくなることはないと思われますが、足りなくなったら4バイトとかになるんでしょうね。
動画を作ったり、録画したりする時に容量を減らすために画質を悪くする以外に音でも容量を減らせるのか。また、どうやってやるのか気になりました。
15回目の授業で圧縮について学びます。
画像のデジタル化の中で標本化をするときはどうやって代表となる値を選んでいるのか知りたいです
画像はマス目に区切りますよね。マス目の色が代表値になります。マス目の中に色が混在するときは平均値をとります。
レコードの溝は何周分あるのだろうか。
レコードは直径30cm、3分で100回転で30分記録できます。30分で1000回転しているということですから、1000周するんですね。ちなみに、溝は1本で、ぐるぐる回っています。
画像をデジタル化するために、標本化、量子化するときに、その画像の分の色をどうやって判断しているんですか?
画素ごとにRGBに反応する素子が用意してあって、RGBの強さを測ります。
画像がその色の中で一番近いものを選んで再現しているのなら、電話で聞こえる相手の声なども、声のサンプルの中で近いものを選んでいるのか。
携帯電話についてはその通りです。音楽CDは音の波の形状を記録しているので、サンプルでなく波の高低をあらかじめ定めた段階で一番近いものを選びます。
イヤホンやヘッドホンでは左右から異なる音が聞こえることがあるとおっしゃっていましたが、スマホから直接流すときは合わさった音が聞こえているのですか。
使っているスマホによります。スピーカーが1個の場合、左右混ざった音が出ます。スピーカーが2個の場合、左右別々の音が出ています。空間で混ざり、左右の違いが認識できるはずです。あなたのスマホはスピーカー、何個ついてます?耳を寄せて確かめるとわかりますよ。
黒板をひっかくといやな音がなるのもレコードと同じ原理だとおっしゃっていましたが、なぜ黒板にはそんな溝があるのですか?
黒板は崩れやすい固体であるチョークをざらざらの黒板で削って塗り付けることで、筆記具として成立しています。
動画で聞いている自分の声と実際に聞く声とでは人間の耳でもわかる大きな違いはありますか?
人間の耳でわかるほどの違いがありません。ビデオの中の自分が、自分の思っている声と違うのは、声が耳だけから聞こえているからです。自分が話している声は骨を伝って聞こえる音が混じっているのです。
YouTubeでよく見る高音質、立体音感の正体は何ですか?
高音質は高音質の音声が記録されたもので、高音質の音源がアップロードされています。立体音響は音の立体感が感じられるよう記録された音源のことです。5台以上のスピーカーで再生するのですが、最近では2つのスピーカーやイヤホンでも立体感が得られるようなものもあります。
なぜ1画素は正方形なのですか。
長方形だと縦または横の解像度が低くなります。円だと隙間ができて画面全体の明るさが劣ります。長方形であるディスプレイを埋め尽くすのには、正方形が一番よいのです。
音源を圧縮するときはいる音といらない音をどのように誰が見分けるのか
プログラムが自動的に判断します。どういう手順で音を処理し圧縮するか、あらかじめ定められています。
今現在で、1番高画質なのはどのくらいの値ですか?
どう答えたらいいんでしょうね。画質ですから、画面か紙に出力しなきゃ見えないですよね。画面だと1インチあたり200ピクセル程度、印刷物だと300ピクセル程度でしょうか。
CDをプレーヤーに入れると音楽が鳴るのは、レコードの仕組みと同じ仕組みですか?CDに傷がついたとき、音が途切れてしまったりすることがあったので。
全く違います。レコードはアナログでCDはデジタルです。CDには0と1のデジタルデータが書き込まれています。
授業を欠席した場合、アンケートはどうしたら良いですか。(今回はここの欄以外無回答にしました。)
授業を欠席したときについては、何度か授業で説明しているとおり、授業スライドを見てアンケート項目に回答してください。感想は「欠席しました」としてください。
拡張子でjpegやpngがあるが、量子化などにどう関係しているのか
圧縮の仕方が違います。
ASMRとかの音ってドレミで表現できないと思うんですけどそういう場合ってコンピューターでもし補正をするとしたらできるものなんですか?(しないとしても)
コンピュータで音楽を記録する方法は2通りあり、波形を記録するか、譜面を記録するかです。音を記録する方法は波形を記録します。ASMRは波形を記録する方法なので、ドレミとは関係ありません。
標本化が1秒間に44100回とありますが、これはなんの回数なんですか?
標本化の回数です。1秒間の間に何回「今の値はいくつか」とデータを取り出す回数です。
レコードが主流だった時代はどうやって音をギザギザに変換していたのか。
振動板がついた針をレコード盤に押しつけて録音します。音に伴って振動板が振動し、音がレコードに刻まれます。
ラスタデータは画質が悪いことと一緒ですか?この画像のようなものはラスタデータですか?
違います。画面や紙に印刷するときは、基本的にはラスターデータにするしかありません。この画像がどれを指すかわかりませんが、画面上で見えているものはラスタデータです。ベクトルデータはコンピュータ内の記録の方法であって、ベクトルデータそのものを見ることはできないのです。
光はどうやってデジタル化しているのですか?
光の強さを図るセンサではかります。
CDはレコードみたいに、表と裏に記録できないんですか。
できません。厚さが約1mmのCDは、キラキラした面から0.9mm、レーベル面から0.1mmのところに信号が記録されています。両面にすると、反対側の記録面が遮ってしまいますよね。厚さ約1mmのDVDはキラキラした面から0.5mmのところに信号が記録されているので、両面DVDは可能です。
今回文字コードの読みとりでたくさんの漢字が五十音順に並んでいたと思うのですが、コンピュータには規則性を見つけるということはできるのですか。
そういうの、AIは得意ですよね。
デジタルではなく初期のような塩化銀などを用いていたころのカメラで撮影した写真はデジタルではなくアナログなのですか
塩化銀の化学変化を利用しているので、アナログですよね。
電光掲示板もデジタル化されたものと言えるのですか
電光掲示板はライトを付けたり消したりすることで全体として文字を表すものです。基本的にはパソコンやスマホの画面と変わりなくデジタルなものですよね。
パソコンやテレビでも目を凝らすとドットが見えるのはこれ以上画素数を増やしてもメリットが少ないからですか、それとも単に技術的に難しいからですか。
パソコンやテレビのディスプレイにはいくつかの規格があって、縦横のドット数は規格に沿って定められています。画面の大きさによって適切な規格を選んでドット数を決めます。表示する画像よりドット数が無駄に多いと、画質が悪く表示されます。ドットが見えるのは、その画面を見るのに適切な距離より近くから見ているからです。

感想より

今は本物と同じに見えるくらい高画質な写真を手軽に見ることができますが、昔は標本化するときのピクセル数が今と違ったから画質が粗かったのかもしれないと思いました。
今のスマホのカメラは12Mピクセル程度で、1200万画素ぐらいあります。私が1995年に5万円程度で買ったデジタルカメラは27万画素でした。出たばかりのデジタルカメラですから、画質はそれなりですよね。でも、その当時のアナログカメラ(フィルムカメラ)は今のデジタルカメラに匹敵するほど高画質だったりします。
レコードにも優れた点が沢山あることがわかった。(溝の左右別々に再生など)ただ、円盤に溝を刻みつけるのが結構面倒な作業だと思うので、今流通していないのかと思った。そもそも性能がアレなのかも?
レコードを制作するには、音の波形を記録した溝を作り、それを使って金属の原盤を作ります。その金属の原盤でプラスチック素材をプレスすると、レコードが作れます。1枚1枚刻んだりしないんです。CDはレコードに負けないよう性能が設定されているので、レコードはCDよりちょっと劣る部分もありますが、CDにはない特性もあるのです。
サカナクションのファンなので5.1chの話が出てきてとてもうれしかった。今日の授業で音をデジタル化するのには工程を踏まなければいけないことが分かった。通常のライブでは前のスピーカーしかないから(多分2ch)、音速なども考えると、すごく緻密な計算をしているんだと思う。情報の内容はこんな風に日常に落とし込むと楽しめることに気づいた。
世の中、情報社会ですからね。日常の中に情報で学んだことがたくさん使われているので、「どうなっているのかなぁ」と考えたり、調べたりすることで、情報の学びが深まります。
漢字のコードは最初たくさんあって戸惑いましたが、音順になっていると気づいてからは割と早くできました。作って人はすごいなと思いました。
みんなが使う表なので、合理的な順番で並べただけだと思います。
デジタルとは、偏見ではあるがアナログよりもあいまいさがなく、より正確なものだと思っていた。今回の授業で、アナログのあいまいさをデジタルでは表せないこと、そこに正確さがあることもあるのだということがわかった。
とてもよく理解していると思います。アナログのデータをデジタルで完璧に記録することは不可能ですが、一度デジタルにしてしまえば、デジタルデータは正確に記録、伝達できるんです。
レコーダーの原理が面白かったです。電話は機械が本人に似ている波形の音を出していると聞いたことがあるので、声を似せて詐欺をするということができるかもしれないと思いました。
携帯電話は音を記録するのではなく、サンプルの音から似た音を探す方式なので、兄弟や親子を聞き分けるのが難しいことがありますよね。
CD音源とYouTube音源を実際に聞いてみたが、その違いは判らなかったので、そんなに違いはないと思った。そのため、YouTUbeのほうが容量が少ないなら、それを用いるので良いと思った。しかし圧縮されたファイルであると、若干違いがあるように感じられた。
聞く環境によって音って変わってきます。格安のイヤホンで聴けば、いい音質でも悪い音質でも大差なく聞こえます。高級なイヤホン/ヘッドフォンや大きめのスピーカーで聴くと、明らかに音が違います。
端末にダウンロードした音源は圧縮されてデータ量が小さくなるとのことだったが、自分のスマートフォンに入っていた、CDをスマートフォンに読み込ませた音源は比較的多いデータ量だったのが気になった。
インターネット経由の音源より、CDを取り込んだ音源の方が高音質だと考えられますね。
カメラからは光線が出ているわけではないのにどうやって物の形を感知して取り込んでいるのか疑問に思った。
人間の目と同じように、外からの光を取り込んで、光に反応するセンサーで色を取り込んでいます。物の形がわかっているわけじゃないんです。
いつも聞いている音楽は圧縮されることで少し音質が下がっていることを知って、だからコンサートなどのいい音響で聞くとあんなにも心に響くのかなと納得できた。
心に響くのは空間を共有しているからだと思います。やはりライブ感は現場でないと伝わらず、デジタルでは伝えられないものだと思います。
スマホで夕焼けなどの写真を撮った時に本当の景色と少し違うと思うことが多々あったが、今回の授業でデジタル化することで少し変わっていることが分かった。
きれいな夕焼け、写真にするとたいしたことがなかったりします。記録自体は上手に記録されていても、画面の特性などにもよって見たときと同じように表現できないことがあるんです。
音をデジタル化する際にだんだんと処理しやすい情報に書き換えていくのは見ていて気持ちよかった。それをレコードで行っていたことを考えるとものすごい技術力だと感じた。と思い作られ方を調べてみたら音の振動を記録していると分かった。「手作業?機械?で掘ってんのすごすぎだろ!」と一瞬でも思っていた自分が恥ずかしくなりました。
いえいえ、そうやって「どうなっているのか」を考え、調べてみることが大切です。最近、考えずにすぐに検索する人が多くて、ちっとも思考力が身につかないケースが見受けられます。
cdやインターネットで聴く音楽は実物とはひどく違うと感じていたが、デジタル化の過程で変えてしまうことを知り、実物と同じようにデジタル化する方法はあるのかと思った
CDの音楽が実物と違うのは、ライブとは別にスタジオ収録しているからだと思います。デジタル化の問題ではなく、音質自体は優れていると思います。CDの音源を圧縮せずに取り込めばCDの音質で聞くことができます。ハイレゾオーディオというCDの音質よりも高音質の音源も流通しています。
スマホで写真を撮ってそれを保存する一瞬の間にものすごいたくさんの計算がされてものすごいたくさんのデータが数字になって写真になって見えているのはAIすごいと思った。
AIじゃありません。単純にコンピュータが処理しているだけです。
絵を描く時などに使うレイヤーだとラスターレイヤーとベクターレイヤーだが、データだとラスタデータとベクトルデータなので、混同しないよう気をつける必要があるなと思った。
ベクトルでもベクターでも一緒です。ベクトルはドイツ語的発音、ベクターは英語的発音の違いです。厳密さより意味理解のほうが大切ですよ。絵をかくときに使っているようなので、ラスターとベクターの違いはしっかり理解できてますよね。
私の高校の時の数学の先生が、ベクトルABのことを「ベクターアーベー(ABのドイツ語読み)」という人がいて、英独どっちなんだい!と思ってました。
インターネットで半角カナを使ってはいけない理由は、日本独自のものだからで、半角カナが未対応なものがある場合は文字化けしてしまうから、だと分かった。
父が昔から音楽好きでレコードやレコードプレイヤーは家にあり、溝があってそこにただ音が記録されているだけだと思っていたので、左右で音が出るということをし知り驚いた。また、それで様々な音色を表現していることが凄いと思った。レコード以外のCDやカセットテープの仕組みについても調べたいと思う。
画像や動画などが容量を食っている理由がよく分かった。
人間にも音の反響で物の位置や形がが分かる人もいるらしく、人にもよると思うが、後天的にも取得できるものらしく、視覚障害を補うために取得することがあるらしい。これも、音を発している物質の動きがおおよそわかる人間の特性の延長線上にあるのかなと思った。因みに舌打ちの音を使うのだそうだ。
音を数字に置き換えてデジタル化する方法に興味を持った。音はアナログ的だから、デジタルに置き換えるのは無理そうだと思っていたが、音の区切りを狭くして少しづつ数字に直せばデジタル化できることを知りとても面白かった。ただ、元通りの音は絶対に再現できないのでは無いかと思う。
練習問題を解いていけば理解が深まって効率がいいと感じた。
いつもディスプレイで見ているものは、正確には細かい基準を基に量子化されたピクセルの集まりだと感じた。
いつもなんでスマホの文字とかは拡大しても同じ画質なんだろうと不思議に思っていたがそれはベクトル式による画像処理の仕方をしているからなのだとわかった。
実習のとき、手順に従って行ったら上手くできました。漢字を探すときも規則を見つけたら簡単にできました。嬉しかったです。むやみに探さず、規則を見つけることは重要だと思いました。
流動的なものに段階をつけて表現するのがデジタル的な技法なのだとわかった
カメラの画素数はものによって異なるが、画素数が低くてもきれいな色合いだと画質がよく見えるので画素だけで判断することはできないと思った。
「気付き」はとても大事なことだとわかった。自分で気付くことでより印象に残ると学んだ。また、気付きのあとに、それが本当か確かめたり言語化したりともう一歩掘り進めることでより確実に自分のものにできると思う。
デジタル化においてなぜ10進法を2進法に変えるのか、今まで疑問に思っていたが、判別をより素早く、正確に行うためだと知り納得することができた。
写真で撮ったものやスマホなどを通して聞いている音楽が実際に見たり聞いたりしているものとは少し違うと知り、美しい景色やコンサートでの音楽は自分自身が体験するのが一番であるとわかった為、観光地などでは写真ばかり撮るのではなく実際にこの目で見るということを大切にしていきたいです。

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