2023情報I 1学期
第6回 授業の振り返りより

質問より

ネット上にある画像を作者に無断でSNS上にアップすることは、著作権法違反に当てはまりますか?/著作物に写真があるが、インターネットから引っ張ってきた画像をラインのアイコンなどに使うのは、法的にどうなのか。/Youtubeなどで音はめとして漫画と音楽を利用するのは違法なのか。/ユーチューブとかでアニメとかを端っこになんか変なキャラクターを置いて流しているものを見るのですが、それはいいのか。ゲーム配信で映像を使うのもOKなのか/映画や漫画を紹介している動画はいいのか
さんざん言ってますが、著作権法違反です。いつ利用料の請求があってもおかしくありません。許諾されていれば問題ありませんが、許諾がなければ違法です。他人のものを勝手に使うことはできないんです。
誰かが描いた絵をほんの一部だけ変えて投稿すると著作権には引っ掛かりますか?
勝手に一部だけ変えたのは同一性保持権に触れ、投稿すると公表権や公衆送信権に触れます。完全に違法です。
漫画のキャラの二次創作で同じキャラを描いて裁判に負ける可能性はありますか?
勝てる可能性はありません。
最近アニメや漫画、映画などの無断転載が大量にネットあがっていますが量がとても膨大であまり無断転載した本人やそれを見た人が捕まっていないような気がします。このような人達を捕まえることが難しいのはその人たちから貰う罰金よりその人たちの特定やその人たちを訴えるための諸費用の方が高いためなのでしょうか。また、二次創作という既存の漫画からその作者ではない人が無許可でその漫画の創作物を作り、利益を得るというものがありますが、それを訴えることも少ないのはは上記のことのような理由かそのようなものによってより作品にさらに人気が出るからなのでしょうか。
著作権法は親告罪なので、勝手に使われている作者などの著作権者が申告しない限り取り締まれないのです。作者が経済的に苦しめられていることもお構いなしに、好きだからといって勝手に使っている人、どれだけひどいことをしているのか、考えなくてもわかるのではないかと思います。場合によっては、利用を認め、広く使ってもらいたい、広めてもらいたいと考えている作者もいると思います。
AIで、画像生成できたりするmidjourneyっていうのがあったりしますが、そういうので作った絵は、誰に著作権があるのでしょうか。AIでしょうか、こういう絵を作ってと入力した人でしょうか。また、AIが勝手にインターネットに上がっている絵をダウンロードしたり、AIにとある絵をベースにして変えてくださいと命令して絵を作ったりすることができるため少し不明瞭なところがあります。教えてください。AI絵師と絵師さんがたまにもめているのを見ます。/AIが新しく作り出したものの財産権は誰に発生するのですか?/チャットGPTや画像生成AIなどのAIがつくったものに著作権はあるのか
今のところ、どう扱うのか法律などの定めはないようです。元絵として自分の著作物が使われたことが見てわかるほど明らかなら、著作権の侵害ですよね。今の時点では、裁判するしかないと思います。
公開されている絵をAIに学習させて新たに絵を製作し、それを公開することは著作権法違反にあたりますか?
現時点では、許可無く学習データに使うことが問題視されています。生成されたものの類似度で違法とみるか、勝手に学習させたことを違法とみるか、裁判をしなければわかりません。
特許と著作権って何が違う?/著作権と特許はどのような違いがあるのですか。
教科書にも書いてあるとおり、特許は製品などの工夫に関する発明を保護するもので、届け出が必要です。著作権は人が生み出した表現を保護するもので、届け出は必要ありません。

感想より

著作権は創作活動をする人達からするとすごく大事なものだけど、その制作物を使う、または使わなければいけない人たちにとっては最新の注意を払わなければならず、すごく面倒くさいものなんだなと思った。引用や学校使用の特例に明確な基準が法律で明示ないのはメリットもあるけれど特に学校使用の特例においてデメリットが大きいなと感じました。
面倒だと言いますが、それで収入を得ている人のことを考えてください。勝手に使うのは窃盗ですよね。教育における特例は特例で認めてもらっているという意識を持てばよいのです。明確な基準をつくるとしたら、本来0なんです。
著作権の定義が曖昧なのが良くないと思った。例えば、学校教育における著作権について、利益に影響が出ない限りというのが、どの程度なのかと言うのが明記されていない。これは裁判をしなければ分からないと言うが明記すべきであると思う。
本来は0なので、明記するとしたら0になるんです。特例なのですから、最小限度にとどめて、ありがたく使わせてもらう気持ちが大切です。1冊のうち、1ページを参考にしたいのならいいでしょうが、ほぼ1冊コピーすることは許されないですよね。買ってくださいっていう話です。
自分たちが普段何も意識せずにとっている行為が、一歩間違えると法に触れることになるということを改めて痛感した。例えば、授業で例として出されていたツイッターのアイコン、LINEのアイコンや背景などの写真をインターネットから引っ張ってきたことがある人はとても多いと思うが、それは著作権違法であると著作者から指摘されてしまえば私たちはそれを否定することはできない。知らなかったなんて通用しない社会で否定しても言い訳にもならないと思う。そんな中でこの行為を見逃している著作者はどんなことを考えているのか考えた。多くの人が使っているのに今更法的処置をとっても時間の無駄、なんなら多くの人に使ってもらってバズりたい、などと考えているのではないかと思う。現在、インターネットがどこでも使え、さまざまな情報を世界と共有しているのに、それを黙って使われたとわめくのも少し違うのではないかと思う。それらを配慮したうえで投稿を行う、発信する著作者にも問題がないとは言えないのではないかとと思う。
都合のいい考え方ですね。作者に責任を負わせる訳ですね。一部には「広まってバズればいい」と思っている人もいるとは思いますが、それで生計を立てている人もいるのです。
届け出なくていいのは、自由に創作するためです。公開する権利も作者にあります。それを作者にも問題があるという考え方は、人権の侵害にもつながります。何度も言いますが、他人のものを勝手に使ってはいけないのです。作者がOKしていればいいので、それを確認する手間を省いてはいけないということです。
小学校やってきたしょうもない作文にも著作権が生じていたことに感動を覚えた。著作権の保護期間を知って自分も小説など何か利益のありそうな著作権を持ちたいと思いました。
他人に価値があるとして認めてもらえる著作物を作るって大変ですよ。
可愛いからスクショしちゃおーとか軽いノリでやってしまうと取り返しのつかないことになってしまうので注意しようと思った。私の経験だとYouTubeはスクショができるけどディズニープラスはスクショができないようになっていて対策がされていると思いました。対策も必要だけどまず自分たちが注意することがいちばん重要です
スクショは個人が楽しむ分にはかまわないのですが、他の人に渡すと違法です。
小学生の時学級だよりに無断で私の書いた作文を名前を伏せて載せられたことがあるがこれは著作者人格権が侵害されているのではないかと思った
事前に、「公表の可能性がある」といわれていれば問題ないと考えられます。この「授業の感想」も「個人情報と切り離して公開する」としてあるのは、そこに配慮しているからです。
インターネット上では著作権をなくしてほしいと思った。著作者にも報酬があるべきだが知識は全体の利益として共有されるべきだと思った。権利の乱用を防ぐために登録制度を採用するべきだと思った。
作品を作った人の立場になって考えてみましょう。作者に収入が入らなければ、仕事を続けることもできず、作品を作ることもできなくなります。知識は共有されますが、作品は作者のものです。他人のものを勝手に使うことは許されないのです。権利の乱用ではなく、権利の侵害が大きな問題です。
著作権に関して、日常的に曖昧になっているところが多いことを感じた。/著作権があいまいだなと思いました。
曖昧なことはありません。他人の作品を勝手に使ったら著作権法違反です。作者さんが対価を請求したら払わなければなりません。作者さんが利用を許諾していれば利用できるので、許諾がえら得るかどうかを必ず確認する必要があるのです。
特許は守ってくれるものだと思ったけど、わざと特許を取らないパターンもあることに驚いだ。
特許は公開されるので、特許を参考に特許に触れないように技術開発することが可能になります。あえて特許を取らず、「秘伝」の技術にした方が、他社にまねさせない効果があることもあります。
今まで著作権に適応するものは、収益化を目的とした動画の無断転載や、キャラクターを使用した商品の販売だけかと思っていたが、漫画の写真を撮ってSNSにあげたりすることも著作権に引っかかる可能性があることがわかった。
可能性があるんじゃなくて、完璧にアウトです。
セブンイレブンのロゴなどは、それぞれの色の占める割合(比率)で決まるのが面白いなと思った。若干比率を変えれば、産業財産権に触れずにできそうだなと思った。
同じ業種や似たような商品であれば、類似の商標登録は認められません。そこが届出が必要ないいところとも考えられますね。
著作権の有効年数が70年になった。最近、絵が勝手に使われたりしてもう使われたくないけどしょうがないやってあきらめている人が多くなっていて悲しいです。
最近のプーさんの例を見ると、著作権はあるとないとでは、原作の尊重度がかなり変わってきて、しっかり機能していて必要な権利だなと感じることができた。
授業の最後に行った問題を毎授業できたらいいな、と感じました。自分がわかってることと分かってないことをしっかり理解することができ、内容への理解がとても深まりやすくなると感じました。もしできるのであればやる頻度を増やしていただきたいです。
普段何気なくやっているスクリーンショットも著作権に関係してしまうことが分かった。若い世代は著作権を犯していることを知らずに、スクショや拡散をやってしまっていると思う。だからもっと著作権についてしっかりと学べるような機会を作ったほうが良いと思う。
今まで著作権になるのは、お金になるものだったり、名の知られている人がつくったものだけだと思っていたが、自分がものを作った時点でそのものに著作権がかかるということを知って、身近な存在なんだと思った。自分が気づかぬうちに、著作権侵害しているかもしれないので、気をつけていきたいと思った。
著作権など、複雑だと思っていたが、理解すると簡単だと言うことに気づいた。今後は、自分のもの一つ一つが、著作物であり、相手のものもそうであると言うことを忘れずに行動したいです。
意匠、商標、特許、著作権の違いが明確に分かった。また、著作権と引用の関係も説明から理解した。似通ったもので、パクリ、オマージュ、リスペクトの違いにも興味が湧いた。
最近、SNSなどで アニメ・漫画の1シーンや画像が投稿されていたりするのを頻繁に目にするけれど、それらは数が多すぎるがためにそのままにされているだけであって、著作権を侵害する悪い行いなのだということが改めてよくわかりました。そして そのような現状になっているのは 著作権についての知識が不足していることや「みんなやってるから大丈夫、罪には問われない」と軽く考えていることが挙げられると思うので、他人の著作物を無断で使用することは れっきとした犯罪なのだ、と社会全体で再認識することが必要だと感じました。私はSNS(Instagramなど)は見るだけで 自分から投稿することはないけれど、使用が許可されていない他人の著作物の無断使用(アイコンに設定する、など)には気をつけたいと思います。
今著作権のドラマがやっていますが、著作権のことを知らないと人生不利になると今日感じたので、ドラマなどで一般の人が学べるのはいいと思いました。
著作権は私的利用なら許可はいらないなど、複雑で難しいと感じました。これから課題研究をするにあたってしっかりと理解できるように努力したいと思います。先日のミニ研究で、参考文献から一言一句おなじ文として抜き出していなかったりしたので、ルールを知って気をつけようと思いました。
これまで著作権に引っかからないものの基準があいまいだったのですが、少し理解できたような気がします。しかし、まだわからないこともたくさんあるので、自分が作っていないものを使用するときは、使ってよいのかどうかよく調べてからにするようにしたいです。
これから課題研究などが本格的に始まり著作権の仕組みを知っていることが大切になると思うので、このタイミングで学習できてよかった。
著作権は、日本の文化の発展を推進するために著作物を守る目的があったのは知っていたが、著作者が精神的に傷つけられないようにするために勝手に改変したりしてはいけないということを初めて知った。よく漫画やアニメなどで二次創作を見るが、基本的に著作者が許可を出していなければ違法だから、二次創作が発展しているということは、著作者が許可を出しているもしくは見ないふりをしてくれているのかなと考えた。また、ラインなどのアイコンを芸能人やキャラクターにするのは、訴えられる可能性がゼロではないから、十分注意しようと思った。

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