2023情報I 1学期
第3回 授業の振り返りより
質問より
- 先入観がつくのはなぜですか?
- 過去の経験などから解決に役立ちそうな考え方を引っ張り出すからです。今回のワークシートは色を意識させるために、回答例として色の名前を書いておきました。「カードの並びを推理する」としか指示していないのですが、色を当てるものだと皆さん先入観を持ったと思います。
- 教科書にはネットを使った調査やシュミレーションが情報技術に該当するという主旨のことが書いてあったのですが、パワーポイントやエクセルなどで文字を打つだけでも情報技術を活用したと言えるでしょうか。自分はパワポもパソコンで何らかの処理を行っているので情報技術に含まれると思うのですが、p191の用語集にも「情報技術」は載っていませんでした。何か線引きがあれば教えてください。
- ポチポチ文字を打った程度では活用とは言えません。その程度で「問題解決の役に立つ」こともないと思います。問題解決にコンピュータの能力を活用することが効果的であるということであり、情報技術とは何かを定義することはしていません。
- 情報技術はどのように問題解決に結びついていくのですか。
- わからないこと、検索しませんか?問題の解決にインターネット検索、役に立つことがありますよね。1000人分のデータから平均を求めるとき、手計算しますか?コンピュータを活用すると、このような問題が解決できますよね。他にもさまざまな活用方法があるので、情報の時間で学んでいきましょう。
- インターネットなどで見つけた情報を正しいか判断するために、具体的に先生はどのようなことをしていますか?
- まず一次情報に当たります。一次情報とはその情報の発信元のことを指します。次に複数のサイトなどで確認します。それでも確証が持てないときは、信頼できる人に相談します。
- 問題を解決するために取り敢えず何度も挑戦するのと一つの方法にまで縛ってからやるのではどちらの方が良いのでしょうか。
- ケースバイケースですね。何度も挑戦することで、うまくできない方法を発見し、それを積み重ねることで上手くいくこともあります。一つの方法に絞れるほど、解決方法を吟味することも効果があるでしょう。例えば受験であれば、何度も挑戦することはできないので、あらかじめ方法を吟味しておく必要がありますよね。
- 人は理想と現実が一致しすぎると、不審に思い、問題であると感じる側面があると思います。これは、理想と現実が一致しすぎることを不審に思った瞬間にそれは既に理想ではないということなのでしょうか?もしそうならば、「『理想と現実が一致しない』という理想」ということに矛盾があると思いますがそれはどういうことなのでしょうか?
- 面白い視点から質問ですね。ChatGPTに聞いてみました。
人が理想と現実が一致しすぎることに不審に感じる理由は、多くの場合、理想には理想なりの価値や意味があり、それを実現するためにはある程度の努力や犠牲が必要であるという認識があるからだと考えられます。そのため、理想と現実が完全に一致してしまうと、それが本当に理想なのか、あるいは単なる現実の延長線上にあるのか疑問が生じることがあります。
だそうです。理想って簡単に解決できるものじゃダメなんですね。
- 今日の問題解決の方法のように授業中に断りもなくスマホを使っても良いのでしょうか?(調べものに使うなど)
- 中学校でないのですから、自分で判断してください。1回目の授業で、「スマートフォンも活用」とスライドにも書いてありますよ。
- どうすれば問題を正しく(先入観や固定観念を持たずに)認識できるのでしょうか。
- 先入観や固定観念に縛られていないか、疑ってみることです。素直に納得しないとでも言ったらいいでしょうかね。
- 問題解決の具体的な失敗例を知りたいです。
- え、たくさんありませんか?寝坊したとか食べ過ぎちゃったとか。現実と理想のギャップがあって、理想の方向に行かないことは、問題解決の失敗ですよね。
- KJ法の語源はなんですか。
- 川喜田二郎さんが開発した手法だからです。
- 「問題解決の流れ」の右ページに「問題解決のツール」というところがありそのページに飛んでみると色々な情報解決のツールが出てくるが、④の円グラフと帯グラフの説明が外観のことに関するもの以外ほとんど一緒で、なぜ円グラフと帯グラフの2種類があるのかが少々の疑問です。
- 円グラフ、帯グラフの両方とも割合を面積で示しているのですが、円グラフは中心角、帯グラフの場合は長さで表しているとも考えられますね。2倍の長さは目分量でも大体正確だと思いますが、2倍の角度というのは目分量で上手く掌握できません。割合を示すグラフとして、円グラフを使う人が多いのですが、円グラフよりも帯グラフの方が直感的に割合が掌握しやすい特徴があります。
感想より
- 今回 問題解決の流れを学んでから 実際に班で問題解決に取り組んでみたことで、遊びのような感覚で学んだことに対する理解を深めることができたので、今回の授業の形式は とても良いなと思います。言葉として学ぶだけだと 実際はあまりよくわかっていなくても理解したような気になってしまうことがあるので、学んで知識として覚えるだけでなく、それを活用することが大切だということに改めて気が付きました。普段 何かの問題を解決するときには 問題解決のプロセスを頭に置きながら考える、ということがなかったけれど、その流れを意識しながら考えてみることで より効率的に解決まで導けると思うので、生活のなかでも少し考えてみたいです。
- 問題解決の方法にスマホを使用したり、私たちの班では付箋を利用するなど、様々な方法がありました。しかしながら、最初からクリティカルシンキングで物事を見ることが大切であると感じました。
- 問題について詳しく知り、日常生活は問題だらけであることを実感した。また、問題解決の過程学ぶかとができたが、実際に問題解決に取り組んでみると、まず解決の方向性の決定でつまずいてしまった。これは、先入観から生じたものだった。これからは決めつけせず、頭を柔らかくして、問題解決に取り組んでいきたい。
- 中学校の校外学習の調べ学習で、テーマについて調べているうちに目的がわからなくなりかけたことが何度かありました。そのようなときに、問題解決のプロセスを意識していれば、自分がしていることを見失わずに調べることができたかなと感じました。探求活動に活かしたいと思います。
- 生きるとは問題だらけで、それを解決することで能力が高まるということが分かり、失敗も大切なんだなということを改めて理解することが出来ました。
- 情報を正確に入手する必要性に気づけた。答えが何個あると確定していたら隅々まで調べようとなるが、普段は一つ答えを求めて調べることをやめてしまうので、意識したいと思った
- 実際に問題解決に取り組んでみて、コミュニケーションをすることが大事だとはわかっていたけど、その際に工夫できることがもっとあると知った。また、誰かが意見を強く言いすぎてもほかの意見を取り入れられず、班としての行動の意味がないので、各自がある程度意見を発信することが大切だと思う。問題解決が自分の考えていたものとは違って、調べる+考え、共有することが、キーになる。
- 今回の問題解決練習では製作者の引っ掛けが意図的かつ巧妙に用意されていましたが、これからの課題研究においてもそういったものにぶち当たると思うので、今回の学びを生かして突破していきたいと思いました。
- 教科書の内容を踏まえた上で問題解決に取り組んだ。情報を処理する際に抽象化することが大切だと分かった。今回は柄に注目すれば、最も混乱を招くことなくできたのでよかったが、私たちの班は色を文字に置き換えて取り組んだ。この方法でも答えを導くことができた。やり方は一つではないので、その都度最も適した方法を選択したい。また、携帯電話で撮った写真も活用した。情報技術を上手く活用できたと思う。
- プチ課題解決をやってみて、自分の意識が自然に誘導されていたことに驚き、普段見てるネットでも志向が誘導されたりしているのかな…と思った。日ごろから情報に対する警戒心をもって、自分で正しい情報を取捨選択できるようになりたいと思った。
- グループでの模様の順番を並び替える活動が面白かったです。僕たちの班は情報を正確に伝えることが難しかったです。斜線の向きを逆にしてメモを持ってきてしまう人がいてみんなが混乱してしまいました。問題解決をするには正確に情報を伝えることがとても大切なんだなと感じることができました。
- いままではがむしゃらに問題を解決しようとしてたので次回解決しなければいけない問題があったらしっかりとしたプロセスにのっとって解決したい。
- ・班で見た色について話し合うとき、自分が見た色は水色だと思っていたが、皆が青だというので、そしたらこの色は青なのかと思っていたが、実際は青と水色両方あったことに驚いた。このことから情報を正しく伝えるためのコミュニケーション能力が大切だと感じたし、また自分の意見に自信を持つことも大事だと思った。
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