2022情報I 2学期
第21回 授業の振り返りより

質問より

基礎的なものではなく、今回のような難しめの問題を配布する予定はありますか。
特に予定はしていませんが、このような問題は、思考力の練習問題として取り組んだ方が良さそうですね。今回の題材は、プログラミングとしてはとても基礎的なものです。どのように解決したらよいか、アルゴリズムを考えるのが少し難しいようになっています。共通テストの問題では、このような初めて見るアルゴリズムをヒントを手がかりに考えていく問題が出る傾向にあるので、「どうやったらできるのか」を考えるように心がけてください。
新しい関数の使い方の入ったチートシートを作ってくれませんか?
情報オリンピックで使われる方法に対応したCheatSheet3までは作りましたが、そこから先は自分で作ってみてはどうですか?今回はstr.isdigit()関数を使いましたが、これは、「python 数値か文字列か」で検索すれば出てきます。CheatSheetは基本的なものだけにして、必要に応じて検索すれば足りると思います。
じゃんけんのteのリストはなぜ必要なんですか
勝ち負けを判定するだけなら、必要ありません。授業でお話ししましたが、勝ち負けだけを表示するのであれば、イカサマが可能です。入力した手とコンピュータが選んだ手を表示した上で、勝ち負けを表示すべきですよね。このとき、双方の手を表示するのに使うためにリストを用意しました。以下のようなプログラムを想定していました。
じゃんけんの勝敗を判定するプログラミングを作るときに、答えと同じものを作ることができたが、1を押したときにたまにエラーになってしまうのがなぜかわからなかった。
「たまにエラー」が出るのを直すのはとても面倒なのですが、エラーが出たのであれば、エラーメッセージが出ています。せっかく改善のヒントが出ているのに、きちんと読まなかったんですね。平易な英語でどこに問題があるか表示されています。そこを直せば直るんです。エラーを出すことは悪いことではありません。エラーを放置することが悪いことなのです。きちんとエラーに向き合ってください。

感想より

相方のプログラムがうまく動作しないと聞き、そのプログラムを見てみるとプログラムの中で間違っているところをすぐ見つけた。それは複数回あったが、そのすべての時でミスを見つけるまでの時間は、自分一人だけでのプログラミングでミスを見つけるときの時間よりも早かったと感じる。なぜこのように早く気づけたのか不思議に思った。
これ、けっこう「あるある」かもしれません。自分で作ったものは、「合っている」という前提で間違えを探してしまいます。他人は「間違っている」という前提で探すので見つかりやすいのではないでしょうか。また、外から見た方が全体を掌握しやすいケースもあります。
Excelでは値をできるだけマスの名前で書くことで応用がいきて色々なシミュレーションが適時にできることがすごいと思ったしExcelを使う上でのポイントであると思った。
この時間、Excelなんて使ってないのにな。
じゃんけんのプログラムを作るときに、工夫なくやったら何度もandやorを使うことになるので文が伸びてしまうし、打つのもそれなりに面倒だが、今日学んだ相手の手と自分の手をそれぞれ数値化して計算で判定を行う方法なら、文がだいぶ短くなるし、その後判定を用いてif文を使うときもかなり文量が減るので便利だと思った。ただ、他のプログラム以上に仕組みを把握してないと何をやってるのか分からなくなってエラーに対処できなくなりそうなので、どういう理論でこのプログラムが成り立っているのかはきちんと理解する必要があると思う。
プログラミングは自分が今までに作成したプログラムを用いながら組み立てていくと作りやすいので経験が大切だと感じた
プログラミング作成の根幹に論理的な物事の考え方があることを改めて実感した。共通テスト対策としても3年生になってプログラミングの書き方の復習で問題が解けるようになるために普段から考え方の部分を鍛えておく必要があると思った。
プログラムの書き方は様々だから、工夫して書くことで、よりスマートなプログラムを作ることができるということが分かった。一回プログラムを作ってみた後に、工夫できるところを探して違う書き方でプログラムを作ってみるというのも面白いと思った。
プログラム自体ではなく、その考え方が大事だと改めて実感した。論理を考えて物事を実行したいと再度思った。
より簡単な文で書くとなると英語と同じで自分の頭にある日本語をそのまま翻訳しようとしてもうまくいかないなと思った。きちんと翻訳先の文法に合わせる必要があると感じた。
解説を見れば納得はできるものの自分で指示された通りに作るのができなかった。立式をする力が必要だと感じた。
作りたいプログラムは一度言葉で整理すると分かりやすいと言うことがわかった。知らない命令を使わないといけない問題は解けるかどうか不安だと思った。
自分では、プログラミングができているつもりだったけど、難しくて全くできなかった。今まで習った技を活用するだけのものでも、アルゴリズムが浮かばなくて、一つも完成まで至らず、悔しかった。ifの構文が長かったり、リストの中を選ばせたり、というものを日本語から読み取るのが一番難しかった。今までやってきたものは、本当に序の口だったのだと実感した。何より悔しいのが、答えのプログラムを見せられた時に、理解できてしまうことだった。英文が読めるのに、書けないという状態だと思ったから、アウトプットの練習がもっと必要だと感じた。
実際に正解のプログラムを組むことはできなかったけれど、ペアの人と話しながらどういう方法や考え方でプログラムを組み立てていくのかを考えることができました。プログラミングを上達させるためには普段の生活の中の何気ないことでもプログラミングの視点で見てみることでその考え方に慣れることが大切だと思いました。
二人で話しながら順序を話し合うことで考えが整理さるため、プログラムを考えやすかった。これからは自分ひとりでも頭の中で整理しながら順序を考え、プログラムを書けるように練習していきたい。また、ふたりで考えている中で自分たちがどのようなプログラムを書かなければならないのかを見失ってしまったときがあったので実際のテスト等でもたまに問題を確認して求めるものを見失わないようにしたいと思った。
頼れる相方がどれだけ大切か分かった。私はプログラミングを作るほうじゃなくて、考えて指示だしをする方だったけれど、ほぼいらなかったと思う。じゃんけんは、ほんとに革命だと思った。自分で作ったことあるから、あの時一生懸命やっていたことがこんなに簡単にできるなんてと思い、ちょっと感動した。プログラミングってすごいなぁと改めて感じた。

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