2022情報I 1学期
第8回 授業の振り返りより
質問より
- なぜWordの書式がWordオンライン(?)では変わるのか。
- WordオンラインはWebアプリ、Wordはインストールアプリです。WordオンラインはWordの一部の機能が使えます。すべての機能が使えません。ごく簡単な書式設定と文字の追加はできますが、正式な処理には向きません。印刷に使われるフォントも違うので、印刷時に利用すると全く違う見栄えの文書になることもあります。
- 先生はsociety5.0についてどのように考えていますか。
- Society5.0は日本が提唱しているのですが、必要な技術は外国頼みで、研究や開発に資金援助も十分でありません。うまく使うことを考えても、使うツールにお金を払わなければならない状況です。とはいえ、ここに向けて情報技術者確保の重要性や、情報教育の充実が必要だとも書いてあり、皆さんが学ぶ「情報T」が注目されることに繋がっているのです。
- 今日のグループワークで、society5.0の社会になると環境問題の改善が進められるという案を出したのですが、電気を使うコンピューターも温室効果ガスを排出しているそうで、現在でも航空業界に匹敵するような排出量だということを調べたことがあります。未来社会では、トータルで温室効果ガス排出量が削減できてもIT部門でもいずれそのような課題が出てくるのではないかと思いました。コンピューターの機能や性能がよりよくなるのはもちろんですが、そのような課題に対する意見などはすでにでているのですか?畜産部門などを減らせば環境問題の解決にとても近ずくとおもいますが
- コンピュータの動作時には温室効果ガスを発生しませんが、使用する電気が温室効果ガスを発生する方法で作られているということですよね。世界的に見ると、石炭や石油による発電に頼っている国は減ってきていて、日本は極端に出遅れています。温室効果ガスの一番重要な問題はエネルギー問題なのです。食生活を考えると、畜産をやめるわけにもいきませんよね。
- 授業でわからなかったところがあるのですが、society 4.0のクラウドとsociety 5.0のビッグデータの違いは何なのでしょうか?また、society6.0ができるとしたらどのようなものになるのでしょうか?
- クラウドはデータやサービスをインターネット上に置くことです。どこでも使えるようになるということですね。ビッグデータは様々な種類の膨大なデータを処理することで、傾向などを見つけて活用しようということです。やろうとしていることが違うんですね。とはいえ、私には4.0と5.0の明確な違いは感じません。Society5.0は日本の内閣府が言っていることで、世界的には何の定義もないのです。
- 自動運転で前の自動車についていくという機能なのですが、信号などによってその列が分断されてしまっても、その機能は途切れないのですか?間が空いてしまったら意味がないのではないでしょうか?
- 信号のある場所ではできないんですよ。現時点での自動運転は高速道路など自動車専用道路だけなんです。
- 日本は先進国の中でも情報技術の普及が遅れていると授業の中でもよく取り上げられます。そんな日本でsociety 5.0は本当に実現できるのでしょうか。また、実現できるのであれば、いつごろでしょうか。
- Society5.0は日本が提唱していますが、現在の情報社会の延長にしか見えません。それぞれの事柄はほとんどが実現されると思われますが、いつから5.0になったとは思わないでしょう。4.0である現在の情報社会だって、いつからなんでしょうね。
- もし、AIに教師という職業が奪われたら、何をしたいを思いますか?
- 奪われないような授業ができる人になります。
- Society5.0によって私たちの暮らしに影響が生じるリスクはあるのか、またどのような影響が生じるのか。
- 様々リスクや影響が出るでしょうね。仕事がなくなるとリスクを感じる人もいますが、単純な仕事は機械任せにできると喜ぶ人もいるでしょう。どれがリスク、影響だと現時点で判断はできないですよね。
- 誰もが簡単に使えるように、とあるが世の中全体のレベルをあげるにはどうしたらよいのか
- それを考えるのが皆さんに必要とされているわけですね。
- タイピングを見ないで打つのに適した練習の仕方ってなんですか?
- キーボードを見ないで打つ練習を3週間続けることです。「あいうえお」を正しい指で見ないで打つ練習を続けてください。練習方法は情報1のページやサポートページに掲載してあります。
- 今はsociety何?
- 情報社会は4.0らしいです。小数点以下はどう変わるんでしょうね。
- 先生は現在の社会とSociety5.0はどちらが過ごしやすいと考えますか?
- 何も変わらないんじゃないですか?急に5.0になるわけでなく、だんだんなるわけですから。
- 今日本政府が行っている発展途上の支援の中で、日本そっちのけで行っているものはありますか?
- いろいろあると思います。私は情報科の先生なので、情報教育関係のことしかわかりません。
感想より
- 今日は特に自動運転車についての話がとても興味深かった。私は、自動運転なら、山間部などの交通手段の少ないといった問題などが解決されてとてもいいのではないか、と考えていたが、ルールを守らない人がいるせいでもしかしたら事故が起きてしまう可能性があることに気づき、改めて考えさせられた。もしも、そのようなことを回避するためにスピードを下げると、とても便利とは言えない代物となってしまうし、自動運転を優先すると事故がおきるかもしれない。便利な社会を築いていくためにはいままでの2倍も3倍も難しい問題と向き合っていかなければいけないということを改めて実感した。
- それを解決するのが人なんですね。
- Society5.0とこれからの社会についてはある程度分かったが、マジックワードが多すぎて、あまり期待ができなかった。しかし、これから先、socirty5.0にお世話になる日が来ると思う。
- そうですね。マジックワードのオンパレードといった感じでしょうか。基礎的な技術でいうと、実現可能なものも多いのですが、具体的にどのようにするのか、施策はどうするのかなど、疑問点がいっぱいありますよね。
- イオンモールに行ったときにレジゴーを利用したのですが、正直使うのが難しくて、時間がかかったねと家族で話していた記憶があります。おそらくお年寄りの方にとってはもっと扱いにくいと思うので、デジタルドバイドを進めることはとても重要なことだと思います。一方、GUに服を買いに行った際に、専用のスペースに商品を置くだけで商品を認識して会計を進めてくれる技術があり、会計がとてもスムーズに進んで驚きました。「会計」という同じ作業でも使いやすさに差ができてしまうことを実感しました。Society 5.0を進めるためには、使いやすい技術を開発し、生活に取り入れることが重要なのだと思いました。
- イオンのレジゴーやGU/ユニクロの会計システムは、新しいタイプの会計システムですね。GU/ユニクロの会計システムはRFタグを使っているので早くて簡単・確実なのですが、RFタグのコストが各商品で10円ぐらい上乗せされていると考えられます。イオンの商品は幅広い価格なので、それぞれ10円も上乗せできませんよね。その分、バーコードを読み取ってもらう必要があり、面倒なんですね。
- 様々な機械が自動から自律するようになっていてもはやAIは肉体を持たない知的生物のようになるだろう。それは今までのような、人間が予想した(シナリオを書いた)こと以外もAIが自ら考えて行うということであるので、過程がブラックボックスとなり、突然ネットワークが機能しなくなったら、それを改善するのに時間がかかるのでないかと感じた。しかしあくまでもAIに学習する機会を与えるのは人間なのでSociety5.0の時代では何をAIに学ばせるかが重要になると思った。
- AIって勝手に学習してくれるのではなく、学習データを用意して学習させたり、ある条件に従って学習させたりするなど、人間が学習させることでAIとして動作するようになります。いわゆる「AIに喰わせる」ってやつですね。たくさんのデータも、AIが喰えるようにするには人の手が必要です。そこに人間の力が必要なんですよね。
- 簡単にコミュニケーションが取れること、便利になることは一見、良いことのように思えるが、それは悪意を持った人とも簡単に連絡を取れるということも示している。だから私たちは常に情報技術について学ばなければならない。発展途上国だからそもそものハードウェアがない等の理由ではなく、「年配だから」「そういうの慣れてないから」というような理由で決めつけて、学ぶことから逃げないほうがいいという先生のお話にはなるほどと思った。なぜなら、情報技術を学ぶことで、自分の可能性を広げることができるからだ。これからも情報技術を積極的に学んで、自分の可能性を広げたい。
- 「society5.0」という言葉自体は聞いたことがあり、情報社会である現代とどう違うのか具体的にはわからなかったけれど、今回の授業で、society5.0は、人間に代わってデータを統合し解析し活用する人工知能などを用いることで人の作業負担を減らし、より創造的な活動に専念できるような社会で、「人の介在がない」点で、現在の社会とは大きく異なっていることが分かった。また、全自動化による生産費の削減、学校のバーチャル化などによる地域間の格差解消など社会的な問題の解決にも向かっていることを知り、情報技術は持続可能な社会の形成にも寄与することを知って感動した。同時に、このような社会、すなわち新しい時代に向かっている今では、創造的な人材の需要が高まり、昔は必要だった単純な作業をする人は人工知能に仕事を乗っ取られ時代においていかれてしまうと思うので、論理的に思考したり様々な視点から物事をとらえたりして0から1を想像できるような人、これからの社会に必要とされる人になろうと思った。それでもコンピュータや機械を扱う技術がなければ元も子もないのでそのような知識と技術をつけていくことも両立させていきたい。あれだけ途上国に政府や団体が支援金を出して格差解消をうたっている日本が、実は情報技術の面では途上国より遅れている部分もあることを知って衝撃だった。またkj法で、society5.0について意見を集めたら、情報の漏洩による損害、人間の仕事がなくなってしまうなど情報化による問題点が意外と多く出てきて新しいことが生み出されると解決すべき問題も生じることが分かり、このような問題にもしっかり目を向けて解決しながら新しい社会を作り出していくことが大切とわかった。
- 「デジタルデバイド」とか言って、先進国と発展途上国との格差がどうこうとあるが、日本はかなり情報教育に後れをとっているし、行政においてもデジタル化が進んでいない。どっちが先進国かと疑問になる。また、GIGAスクール構想もなんかいまいちだと思った。中学生にはWindows PCではなく、低スペックのchromebookで、アプリのインストールもできず、ただ、既存のコンテンツを消費するだけのデバイスとなり、新しく何かを生み出す、クリエイティブなことができるデバイスとはならなかった。高校ではWindows PCではあるものの、ストレージやRAM容量も不十分と思った。お金だけじゃんじゃんはたいて、IT先進国といわれるエストニアやその他北欧の国々には、到底追いつくことができないと思った。
- グループでsociety5.0を考えてみて、情報化にもまだまだ問題点があると感じた。前回の授業までは、情報化は人間に良く作用すると考えていたので、情報化は多面性があるものだと気付いた。そして、情報化の多面性ときちんと向き合い、メリットデメリットのバランスをできるだけ保ちながら活用できるといいと感じた。これからの情報化社会では、人間の思考力が欠けるのではという意見もグループ内で多く出ていたので、普段から意識的に自分らしい思考を展開するように心がけたい。情報化には、未知の危険も伴っているが、環境問題や高齢化など情報化によって解決できるものも多くあるので、試行錯誤しながら積極的に取り入れたい。
- 以前テレビで、病気で体を動かせない人が、目の動きで文字を入力できる機械を使って家族と意思疎通しているのを見た。人工知能の利用によって人々の行動範囲が広がることを知って印象を受けた。仕事の効率化など様々な利点があると思う。ただ、無意識のうちにその利便性に頼り、思考力が鈍るような状態にはなりたくないと思った。
- 以前は、教科書など参考書に書かれているデジタルデバイドの説明から、情報を提供する側が不十分なために格差が生じるという意味合いを感じていました。しかし授業を通して、根本的な問題は情報通信ネットワークを使えない人にあるのだと理解しました。タイピング以外にも、コンピュータの仕組みや「ドラッグ&ドロップ」といった用語の理解などは全て自分の努力次第で出来ます。常に「自分で解決できないか」ということを考えるようにし、一つでも多くの知識や技術を身に付けていきたいです。
- 今回最も心に残ったことは日本は開発途上国と比較しても情報関係の普及が遅くなっているということ。このパソコンが一人一台という点で驚かれているということがその証拠となっているだろう。そういうこともあってまだ日本は情報化が社会に情報化が適応しきっていないと考えた。そのためこの先まだ必要とされるものが変化する可能性があると考えるため、私たちは時代の流れを先読みする必要があるように感じた。
- 自動運転システムが普及しない理由として自動車と人間との責任問題があると思う。チームワークでも多く出たように、情報化社会には多くの課題が残されていると分かった。特に多く上がったのが、世代間、地域間、国家間でのインターネット普及率の違いによる格差であった。取り残される人がいなくなるような社会づくりが必要であり、そして取り残されないために私たちも情報の授業を受けているのだと思った。
- 小学生の時、将来教師の職業がなくなって、AIに変わるかもしれないといわれたのを思い出しました。教師だけでなく、医者やお店の店員さんがAIに変わってしまったら、楽になることや間違いがなくなることに変わりはないけれど、人同士のコミュニケーションの場や、つながりが薄れて、人の一つの話す楽しみや協力する姿勢などが奪われていってしまうのかなと思いました。すべてをすべてAIにゆだねることなく、誰もが楽に便利に暮らせる社会ができることが自分の理想の将来の社会の在り方であることに気づくことができました。
- 情報化が進んで情報社会となり便利になる一方で、犯罪者もその新しい情報技術を悪用した巧妙な手口を使った犯罪も増えていることがわかりますます気をつけないといけないと気づけた。情報化が進む中で、個人を守り犯罪に巻き込まれないようにするためには基礎的な知識や技術をみずから身につけなければいけないとわかった。また、情報社会になるにつれて高齢者の方などの情報を扱うのが難しい方々は、活用できる人との差が広がって生活に困ってしまうこともあるのだと考えた。そういう人でも暮らしやすい世の中にしていくべきだとおもった。最近、いろいろなものが自動になってきているけど、便利ではあるが人間が人間である以上、全て自動に任せるのは危険なことだと分かった。
- 情報社会が進んで、これからはもっと至るところでAIが活用されるようになると思うが、AIに出来なくて私に出来ることは何かと考えた時、思い付かなかった。また、班でsociety5.0について意見を出し合った時も肯定的な意見よりも否定的な意見の方が多かった。そして職を失うと書いている人もいた。この事から、皆も少なからずAIが活躍するであろう将来に不安を抱いているのだと感じた。今はまだ、自分が将来何が出来るかは分からないけれど、いつでも、勉強をして自分の頭で考えられるようになることは大切だと思うのでもっと勉強しようと思った。
- 人々にとって便利になることは犯罪者にとっても便利になることが怖いと思った。日本は先進国であるけれど、情報技術に関する教育は発展途上国よりも進んでいないということを聞き、危機感を持たなければならないと思った。さらに、そのような現状を知り、積極的に学ぶ姿勢を持つべきだと思った。完全自動運転車の走行が難しいという話を聞いて、新たな社会は技術の発展だけで成り立つものではなく、社会全体がその発展に適応していくことが大切だと考えた。society5.0の内容は遠い未来のことのようにも思えた。しかし、自分との関わりを考えながら、変化についていけるようにしたいと思う。
- 日本は先進国だがほかの国と比べてITの教育が遅れていることを知り、今まで日本は何に力を入れて教育してきたのかと思った。今後はGIGAスクールの計画のようにもっとITの教育にちからを入れていくと思うので自分もPCに慣れ、手元を見ずに正確なタイピングができるように練習を続けていきたい。また、今後はsociety5.0の社会になり生活がより便利になり楽な社会になる。そのため、考える機会が減少するかもしれないが、常に世の中の出来事に疑問を持ち、考える機会を作り、新しい技術を作れるような人材になりたい。
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