2022情報I 1学期
第4回 授業の振り返りより

質問より

SNSで送信取り消しをしても運営に捜索してもらうと見つけられてしまうという話を聞いたことがありますが、本当ですか。
本当かは知りませんが、その可能性はあります。そもそも、どうやって運営に捜索してもらうんでしょうね。個人でなく警察が捜査するんでしょうね。送信ボタンを押したらすぐにSNSのサーバに送られます。サーバにデータを残すタイプのSNSだったら、消してもサーバ上にあって、見えないように置いておくだけなので、見つかるでしょうね。
情報の共通テストが初めてのことなのに、なぜ模試を作ることができるのですか?
サンプル問題が2種類公開されています。また、作問方針も示されています。学習すべき内容は学習指導要領で示されています。これだけでなく、方向としては似ている「情報関係基礎」というセンターの科目が以前からありました。そもそも「情報」という教科を入試科目にしている大学もありますし、定期テストで私も問題を作っていますから、模試の問題ぐらい作れますよね。
なぜブレーンライティングは時間厳守が大切なのですか。
定められた時間の中で集中するということ、一人が時間内に終わらなければ、全体の進行に影響があることがあります。限られた時間の中でできることをやる「感覚」を身につけてください。
先生は情報モラルとして最も配慮すべきことは何だと考えますか?
情報伝達の仕組みはわかっている人なので、「向こう側には人がいる」という意識だと思います。あとは普段のモラルある行動をとればいいわけですよね。
発想法にはいろいろな種類がありますが、使い分ける基準は何なのですか?
状況や目的、使いやすさじゃないでしょうか。気分で使い分けてもいいでしょう。ブレーンストーミングは一人ではできませんし、マインドマップはグループじゃできませんよね。、
KJ法というのは、一人で行うものなのでしょうか?
一人でもグループでもできると思います。たくさんのカードがあれば、一人でできるのですが、一人でたくさんのカードを作るのは難しいのです。探究などで、研究したことをこまめにカード化していくと、たくさんのカードになるでしょう。レポートを書く前にKJ法で整理すると、全体像がよくわかるのではないでしょうか。
情報とは少し離れます。現代の国語の時間で、「『これってこうしようと思っているのですが合っていますか』と聞けない人は駄目だ」と言われました。しかし、たしか『』内は情報の時間ではNGワードです。これは教科の問題ではないと思います。僕たちはどうしたら良いのでしょうか。
先生の説明の意図を適切にとらえられていないのではないでしょうか。「合ってますか」と生徒が全員聞いてくるようでは、授業は成立しません。「合っていますか」と確認できるレベルまで自分でたどり着いてくださいということではないでしょうか。
情報では「合っていますか」と思ったらやってみるように指示しています。コンピュータの捜査は間違えても取り消すことができます。自分で「合っている」か確かめられるのですから、試さない手はないですよね。この成功体験の積み重ねが必要で、いちいち聞いているようでは何も力が身につきません。
じっくり考えるのに最も適している方法はどれですか?
じっくり考えるときには、発想法は使わないのではないでしょうか。発想法はある限られた環境でアイディアを出しまとめていく手法です。限られた環境というのは、時間も含むのです。

感想より

匿名の意見交換は新鮮だった。情報を発信する前に確認しようという意見に「玄関ドアに貼れるかどうか」というコメントがついていて、「自分にかえってきても不快にならないか」という基準を身近に表していて面白いと感じた。
「玄関ドアに貼れるかどうか」はグリーというネットワークゲームの会社さんが提供している情報モラル授業で話されているやつですね。自分の家の玄関に貼れる内容、これが公開できる内容だという目安に考えるといいんですね。
ロジックツリーの方法で分類していく時に、ある程度進めるとそこから先に広げるのが難しくなってしまったことがあります。しかし、「名古屋へ行きたいとすればどのように広げるか→まずは陸海空」という話を伺って、初めから具体的に広げすぎていたことが落とし穴だったと気づきました。それぞれの発想法を、どのようにすればそのメリットを活かせるのか考えながら使っていきたいと思います。
ブレーンライティングをしてみて友達の意見に「確かにその通りだ」「納得する」といったポジティブな考えや共感することは簡単だけれど反対に違う意見を出してみたり否定的な意見を主張してみるのは案外難しかった。単に否定するのではだめでどうして自分がそう思ったのかも相手に伝えるようにしないと正しい反論にはならないのだということが今回の授業を通じて学べた。
みんなのアイデアを出し合う際には、それが実現可能かは置いておいて、とにかく広げて散らかしていくことが大切だということが分かった。今後は「くだらない意見かな」などと言ってためらわずに、積極的に意見を出していきたいと思う。
自分の考え、相手の考えを相互的に深めるやり方がたくさんあると知れました。その中でのブレーンストーミングが印象に残りました。日本人は海外の人に比べて上手くいきにくいのは、「一つの意見にまとめようとするから。」というのが理由にあり、それは日本人の積極性の足りなさを示しているようにも感じました。探求の授業で言われましたが、「あなたはどう思う?」と聞かれたときに答えられないと、それは考えてないのと同じ。自分の考えをはっきりと持ち、相手の意見も取り入れながら積極的に正確に伝わるように表現することが大事だと思います。
発想法を知った時は、なかなか意見がまとまらないのではないかとあまり良いと思っていなかったが、今日実際にやってみて、1人では考えつかない量のアイディアを出すことができ、分類することで整理もできるということがわかった。実際に取り組むことでわかることもあると分かった。 授業と直接関わりはないのですが、予習の時に、「KJ法のKJってなんの略だろう?」と思い調べましたら、かっこいい英語の頭文字かと思っていたら、考案者である川喜田二郎のイニシャルであることがわかり、爆笑しました。
ブレーンライティングを通して、自分が思いつかなかったことに気づくことができました。他人の考えに対する意見をしっかり言うことで自分の気づきにもなると思いました
グループで意見を言い合うときは、他の人に同意するより反論や付け足しなどを言ったほうが、意見の幅は広がると思った。匿名にすると意見が言いやすいのはネットと同じだと思い、自由に意見を言えるからこそ、配慮も必要だと思った。文章ではなくキーワードで書くと、重要なことが分かりやすいと思った。
よく、意見を出し合っている途中で、実現が不可能or難しいアイデアはすぐに切り捨ててしまうことがあるが、そのアイデアからさらに別のアイデアが膨らむこともあるから、すべての意見を候補に入れておくことはいいことだと気づいた。また、話していてもまとまらないときは、発想法でどんどん紙に書いていったほうが思いつくし、まとめやすいと感じた。それは数学の解法や、作文を書くときにも通用すると思った。
私は今まで、自分の考えをいかにきれいに書き表すかということに重きを置いて物事を考えてきたが、今日に授業を受けて自分の思考を視覚的に散らかすということが新しい発見や発想につながるということが分かった。先日出たマインドマップ作成の課題も私はキレイにキレイに…ということを意識していたことを改め、自分の脳内状況を視覚的に表す最善の策であるということを認識し思考を「散らかす」ことを無意識にできるようになりたい。
意見を言ったり、新しい発想が必要とされたりするときは、質や周りを気にせず、思いついたことを頭の外に出すことが大切だと思った。また、考えをまとめる時も頭の中だけで整理しようとせず、文字に書いて視覚化したり、統合したりするのがよいと思った。実践していきたい。
制限時間内に、書ききるのが大変だった。クオリティーが下がってでも、制限時間厳守で終わらせるのが大切だと思った。もっと、早くアイデアが出せるようになりたい。
ネットは簡単に情報を上げたり見れたりする分危険性もあるということを改めて思った。またブレーンライティング ワークシートで自分の意見に対する他人の意見をもらったがその発想はなかったなと思う意見がいくつかあった。他人の意見をしることでより自分の意見を深められるなとも思った。
ブレーンライティングの時に現在の技術を利用して人を傷つけるような意見を削除する機能を作るという意見があって技術のいいところをうまく使えば人間にとって大きな利益になると思った。意見は一つにするのではなく増やすことも視野が広がる良い方法だと思った
他人の意見から膨らませていくことが発想法で完結させるのではなく広げていくことを鍛えることが必要だと分かった。実習をとうして他人の意見を踏まえたうえで自分の意見を書くのは難しいが具体的にまた、積極的に取り入れていくことで多角的な見方ができるときずいた。様々な問題や課題にぶつかったとき自分の意見に固執せず、みんなで協力して発想法などを使って解決したいと思う。
様々な発想法があってやり方はもちろん違うからうまく使い分けていくことが大切だと思った。そのために自分がどんなことをしたいのか(発想を関連付けてまとめたいのか、とにかくいろんなアイディアを出したいのか、問題解決に向かいたいのか、関連することを上げていきたいのか)自分の目的を考えることで適切なものを判断していきたいと思う。また、現実を考えた発想を出していくのではなくて、とにかく多種多様な意見を出して何をやりたいか考えて、それをどのように実現できるようにしていくか考えるようにしていくことが思いがけない面白いアイディアを生むことの基本になるのだと思った。確かに考えようとしたらいろいろなことを想像できる脳に発想の制限をかけるというのはスポーツカーを公道で走らせるような、できることを自分で減らしていくことであり、発想を生むのに狭い視野でしか見ることができない遠回りなことだと思う。
話し合いや各個人が考えたものを出し合うスタイルの発想法しか知らなかったが、考えを散らばす・深める・まとめる、それぞれに適した方法があることを知れた。その発想法のひとつのブレーンライティングを通して、自分だけでは思いもつかないものが発想できることを実感した。また、発想するだけでなく、原因追及にも使えることが面白いと思った。「なぜなぜ分析」と共通するように、根本的原因を探ることが重要になるのかなと思った。
今日限られた時間の中で情報を出してみて、時間が指定されていた方が効率的に情報を出せると感じた。今まで時間を決めずに情報を出しているといつまでも一つの情報にこだわり続け、多くの情報を出すことができなかった。これから物事を考えるときなどには時間を決めて考えてみようと思う。
今回のブレーンライティングで関係性が遠いアイディアでもとにかく出していくことの大切さがわかりました。また、アイディアがあまり出てない段階でまとめにいかず、多く出てからまとめることでよい結果が出せると思いました。ほかの状況でもこのような方法を使っていけるようにしたいです。
ブレーンライティングで、個人を特定できるような情報を提供しない代わりに、架空の人物を作成するのはどうかという意見があった。自分が想像しなかったような考えを見つけることができた。そのため、自分の感じたことを伝えていくことが大切であると気が付いた。
制限時間を設けてやると頑張って意見を出そうという意欲がわいてきて普段とスピードが違くなるということが分かった。
今まで、みんなで何か話し合いをする時はまとまりやすいように、新しい意見を出すことより同調して方向性を固めるようにしていた節があったけど、今回の授業で、どのようなものでもいいからとにかく多様でばらばらな意見で、質より量を大事にしたほうが、最終的に斬新でいろいろな観点から見られた意見をだすことができるということが分かり、文化祭の出し物を決めるときなどで意識していこうと思った。話し合いには司会者と記録者がいなければいけないものだと思っていたけど、そうすると時間がかかったり意見を出す人と出さない人ができて話し合いが発展しないので、これからはブレーンライティング法を用いて単独で発想し、それを回してほかの人が深めることも取り入れていきたい。ブレーンライティングに制限時間があるのは回すときのためだったり、効率よく、素早く進めるためだけだと思っていたけれど、やっているうちに制限時間があることで時間を意識するようになり、普段自分からは出せない斬新なアイデアが出てきて、ブレーンライティングは短時間で多種多様なアイディアを出すのに適していることが分かった。
自分の考えを表現するときに、抽象的な表現をすると、うまく相手に伝わりにくいことを、ブレーンライティングで学んだ。
発想法には色々なものがあり、目的によって使い分けるのだと知ったので、これからのクラス発表を決めるときや自分の普段の勉強の反省などで活用していきたいと思った。また話し合いの場では考えを一つに収束させるのではなく、考えを散らかすことが大事だということに気づいた。ブレーンライティングでは他者の意見を聞いてみて、自分にはないものを取り入れられたと思う。自分ではない誰かの意見を聞くことは自分の視野を広げるためにも大事なことだと改めて感じた。
今回の授業で行ったブレーンライティングで私は他人から意見をもらうことの重要性に気づいた。今回のテーマでも、自分では絶対に思いつかなかったような角度からの意見をもらい、自分の意見をさらに発展させることができた。そのため、これからは、他人の意見をより重要視していきたい。
授業内でブレーンライティングを実際にやってみた時、クオリティーは低くてもとにかく時間内に書ききることを意識するよう繰り返し言われていたが、普段クオリティーを第一にしてゆっくり考えがちな自分にはかなり難しかった。自分1人で何かアイディアをだそうとする時によく行き詰まるのは、スピード感が足りず思考が塞がれてしまうことと良い案を出そうとして無理だと思った案をすぐ打ち消してしまうことが原因なのではないかとこの授業を通して気づいた。現実的に難しそうな案や1つの案から派生したあまり関係のなさそうな話も切り捨てずにとっておくことで新たな切り口から物事を見られるかもしれないことが分かったので、今まで以上に怖気づくことなく自分の考えを発散させるようにしようと思った。ただ、今回の授業のように時間が限られていてあまり話を広げている場合ではないこともあると思うので、本来達成したい目的は何なのかを念頭に置いておくことも重要なのではないかと思った。
限られた時間の中だからこそ、追い詰められて突飛なアイデアが出ると思います。逆に時間が決まっていなかったら考えすぎてありきたりなアイデアしか出ないこともあるので、理解しすぎないことも大切だと思いました。
自分の意見に自信がないときはどうしてもほかの人の意見を聞くと同調してしまう部分があることに気づいた。発想するときはあまりできるかできないかを気にせずやるといいのだなと感じた。
受験勉強はよく"量より質"と受験期に聞いていたけれど、制限時間を守ることも大切な"質より量"もあって、いろいろな見方があって面白いなと思いました。何も書かないということより、薄いことでも何か書いてあったほうがいいということを改めて学びました。自分の意見を出し、友達と共有するときによくまとめがちだけど、そうではなく、そこから別々な意見を出していくということも大切だということを学ぶことができました。無意識に前者のほうをやっていたから、これから少しずつ改善していきたいなと思いました。
僕はどちらかと言えば話し合いの際に、他人の意見に対しても自分の意見に対しても批判的になるタイプの人間でした。だからこそ、今回の授業で発想法の理念を学んで、建設的な話し合いにするには何か重要かしっかり理解できました。特に僕は中央委員という立場ということもあり、司会や進行役になることも多いので、今後は今日の内容を意識して、黒板が埋まるような有意義な話し合いを作っていきたいです。
Instagramなどを使っていて、ストーリーを上げたりプロフィールを書いたりしているのでそこから個人情報が流出しているかもと考えたら怖くなった。だからこれからは使い方を見直して慎重に利用したいです。また、色々な案を出すことが大切ということを学びました。
ものごとに対する視点は人によって違う。今日のブレーンライティングでは、情報モラルに対する考え方は人それぞれだったし、解決方法もそうだった。「視点の違い」というのは意見がまとまりにくくて良くないと思っていたが、「視点の違い」によって自分も新たな知見・考え方を得られると知った。だから違う視点の者を批判したり、拒否したりしないで、考えを深める上で大切なことだと思って受け入れるようにしたい。
ブレーンライティングをしたことで、自分の意見に様々な考えが寄せられて自分の考えの幅が広がりました。とりあえずたくさんのアイデアを出し、そのあとにkj法を用いるということが理解できました。アイデアを出すとなるとやっぱり似通った意見になってしまうと思うので、「アイデアを散らかす」ことをこれから意識しようと思いました。
情報モラルが人によって書いていることが違って驚いた。考え方やものの見方は人によって変わることに気がついた。人と意見を交わすときはそれを踏まえて話そうと思った。
ブレーンライティングは正直、あまり発想が広がる感じがしなかった。一方、ブレーンストーミングは、小学校時代にやったことがあったが、かなり発想が広がり、新たな意見もまとまった。やはり、人間は、言葉をしゃべって、会話で何かを生み出した方がよいのだと思った。
私は発想の際に、つい空気を読んでしまうと気がつかされました。なぜなら今までの自分を振り返ると、「この考え方はおかしいか、みんなに合わせよう...」というふうに考えているからです。このままでは、今後いくら頑張ってもイメージが膨らまないと考えました。これからはマインドマップを描くことに慣れていきたいと考えました。また、ロジックツリーなど自分の描きやすいと思う方から慣れていくことも大事と思います。
短い時間の中でアイデアとか考えを書くのが難しかったです。直感的に思ったことを書いて、必ずしも全部に同意するわけじゃなくなったから、直感的なアイデアも大切にしようと思いました。

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